季節の変わり目や環境の変化と、気付けばストレス過多になりやすい時季ですが皆様いかがお過ごしでしょうか?
今この記事を読んでいる時、呼吸が浅くなってはいませんか?
本日は時間もお金もかからない、コストパフォーマンスに非常に優れた自律神経のセルフケア法をご紹介します!
※妊活と自律神経の関係についてはこちらの記事をご参照ください。
不妊と自律神経の関わりについて
丹田呼吸法とは?
元々坐禅を組む際の呼吸として用いられていたものです。
現在では別名「セロトニン呼吸法」とも呼ばれ、丹田を意識した呼吸を行うことで、リラックス効果と幸せホルモン(脳セロトニン)の増加による自律神経の調整を目指すものです。
腹式呼吸との違い
呼吸法といえば、腹式呼吸がまず頭に浮かぶ方も多くいらっしゃるのではないでしょうか?
腹式呼吸の主な効果としては、横隔膜を刺激することで副交感神経と周辺内臓機能の賦活が期待できる点や、呼吸を補助するたくさんの筋肉のストレッチになる点です。
また東洋医学的観点からも、気の滞りを流し、イライラや血流の改善が期待できます。
丹田呼吸は更に脳幹のセロトニン神経を刺激することがわかっており、セロトニンを増加させることが出来ます!
※セロトニンについてはこちらの記事をご参照ください
幸せホルモンで妊活を頑張るメンタルケア
腹式呼吸の効果を併せ持ち、更に自律神経が興奮している時はリラックス、機能低下してしまっている時は適度な緊張を取り戻させてくれます!
実際に行ってみましょう
姿勢はあぐらをかくか、難しければ椅子に腰掛けて行いましょう。
1.姿勢はまっすぐ、目は閉じる
ー頭の頂点と天井を繋いだ糸に吊られているイメージですー
2.丹田に利き手(又は両手)を当てる
ご自身のおへその下に横から指四本を当てましょう。
小指の端の正中線上がおおよその丹田の位置です。
3.口から全ての息をゆっくりと吐き出す
苦しくならない程度で大丈夫です。
4.鼻から息を吸い込む
下腹部に空気をためるイメージです。
5.口から息を吐き出す
4の2倍の時間をかけて行いましょう。
大事なポイントはたったの2つ
・力まないこと
・常に丹田を意識してゆっくりと行うこと
※丹田の意識が難しい方は、適度に肛門を締めてみてくださいね。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
この呼吸法は元々私が学生時代に10年ほど武道に励んでいたときお世話になった先生から教わったものです。
慣れれば立ってもできますし、時間もお金もかかりませんので、お仕事や家事に追われていたり不安や沈んだ気持ちがいつも胸にある方はぜひ一度お試しください!
アキュラ鍼灸院 鍼灸師 船原 優
【参考文献】
・禅的呼吸法によるストレス低減効果
https://repository.kulib.kyoto-u.ac.jp/dspace/bitstream/2433/204590/5/dnink00755.pdf
・丹田呼吸法は前部前頭前野とセロトニン神経を活性化する
https://neurology-jp.org/Journal/public_pdf/052111279.pdf
私たちは2002年に開業以来、子宝に恵まれないカップルをサポートさせていただいております。妊娠し、無事に念願の赤ちゃんを迎えるまで、万全な体制で皆様に満足いただける治療を提供させていただけるよう取り組んでおります。鍼灸および漢方による不妊治療のご相談はお気兼ねなくこちらへご連絡ください。
パパママになりたい方に是非お試しいただきたいプレママプラスのサプリメントとお灸で妊娠しやすいからだづくりをサポート。20年の販売実績を誇るアキュラ鍼灸院オリジナルサプリメントです。
\こだわりの葉酸をたっぷり800μg配合/
コメント