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立秋から1ヶ月近く経ち、暦の上ではもう秋のはずですがこの厳しい残暑…皆様いかがお過ごしでしょうか?
今回は夏バテをケアしつつ、妊活する上でもおすすめしたい養生メニューを2つご紹介します。
【夏バテを和らげるには】
おすすめメニューご紹介の前に、まずは夏バテの原因を確認してみましょう。
東洋医学の考え方では、消化器系の働き+食べたもの等から気(エネルギー)・血・水分をつくりだす働きをもつ「脾」という部分は、夏の気候の影響を受けやすい性質を持ちます。
余分な熱と湿気が身体にこもることで脾の働きが弱まり、結果的に夏バテ症状(疲れが取れにくい、消化器系の不調、むくみ、汗が止まらない、頭痛など)が出てきます。
脾の働きの低下=消化吸収機能が弱まっているため、弱らせている要因(からだにこもった熱や湿気)を流しつつ力をつけさせる(休養と食養生)ことが先決です!
おすすめ養生メニュー2選
夏野菜カレー
ポイントは夏野菜とスパイスです。
香辛料や香味野菜には食欲増進効果はもちろん、水分代謝を改善させる働きを持つため、夏バテにピッタリです!
ただし辛味はほどほどにしてくださいね。
更に夏が旬の食材は身体の熱を落ち着かせる作用を持つものが多いです。
冷たいまま摂ると胃腸が冷え機能低下に繋がりがちですが、煮込み調理で豊富な水溶性ビタミンも逃がさず摂ることができます。
汗と共に失われるミネラル分も豊富に含まれるため、積極的に取り入れていきましょう。
ex)トマト、かぼちゃ、茄子、玉ねぎ、パプリカなどなど…
またキノコを入れるのもおすすめです。
キノコ類に多く含まれるビタミンDはAMHの値と相関関係があるだけでなく、腸粘膜を補修してくる作用も持ち、腸内環境改善にも役立ってくれます。
酢豚
こちらのポイントはたんぱく質とお酢です。
まずたんぱく質は血液も含む体組織やホルモン、神経伝達物質、消化酵素等々、健康な身体を維持するために必須なものの材料になっています。
体質改善を目指す方には必要不可欠です!
また豚肉に豊富に含まれるビタミンB1やB2や、お酢に含まれる酢酸の疲労回復効果はありがたいですね。
中医学には「酸甘化陰」という言葉があります。
これは自然な甘みと酸味を一緒に摂り入れることで身体に陰分(潤いや血)をもたらしてくれるというもので、熱中症予防にも貢献してくれるのでおすすめです!
栄養摂取の注意点
1.この栄養素がこうした働きを持つので効きます!といった説明は間違ってはいませんが、実は100点満点でもありません…
体内では複数の栄養素が複雑に作用しあっているため、バランスよく食べることで、栄養素は最大限に効果を発揮してくれます。
2.糖質の過剰摂取は自律神経バランスの乱れ、慢性的な体調の悪化に繋がってしまいます。
詳しくはこちらの記事をご覧ください。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
妊活に効果的なことと言えば多くのものが挙がると思います。
しかし、まず第一に土台となるお身体をつくる食事を整えることで、栄養の吸収率が高まる、体調を崩しにくくなるなど、普段のセルフケアの効率も格段にアップしてくれることと思います。
ぜひご自身のお身体が喜ぶケアで養生されてください!
文責: 2023年9月1日
アキュラ鍼灸院
鍼灸師 船原 優

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