漢方とサプリ【妊娠力を高める胃腸づくり】

こんにちは、アキュラ漢方の徐です。

当院では独自にビタミンミネラルなどのサプリメントを企画販売しておりますが、「サプリと漢方は併用していいのですか?」と質問を受けることがよくあります。

私の回答としては、「サプリは栄養素の補充、漢方は東洋医学的な測り方でお体のバランスを整えるものですので、バッティングするものではなく併用は問題ありません」とお伝えしております。
適正量のサプリの摂取はむしろお勧めしたいところではありますが、妊活をされている方の中には、1回量が手のひらにこんもりという方も見受けられ、それにより 消化器官に負担がかかっている方も少なくないと感じます。
朝ごはんは摂らず食事はおろそか、しかしサプリは山ほど摂取しプロテインでタンパクを補うー実際結構いらっしゃいます。果たして本当にこれでよいのでしょうか?

当たり前ですが、私たちは食べたものから出来ています
栄養素は食事から摂るのが基本です。現代は食材の栄養価が落ちているとも言われますが、やはりその土地の食材、旬の食材を使った温かい食事から栄養素を取り入れるのが基本ではないでしょうか。旬のものが缶詰やレトルト、冷凍食品より生命エネルギーに満ちているのは確かでしょう。地産地消という考えにも通じます。産地からの移動距離の短い食材で胃腸に優しい食事を心がけたいものです。
胃腸に優しい食事というのは、内容も然りですが、食べる速度も非常に重要です。時間をかけて、心穏やかに食事をしたいものです。パソコンを見ながら急いで食べる食事では、適正量もわからず過食になったり、咀嚼も疎かで更に胃腸に負担をかけます。これは肥満の原因にもなります。自分の体に必要なものを意識して必要量をゆっくり食べる。これだけで痩せる方もいらっしゃいます。
食べるときの温度も注意が必要です。とくに冷たい飲み物は要注意。食事であればいったん胃での消化の過程で温まりますが、飲み物は胃に停滞する時間が短いので冷たいまま腸へ移動します。腸と子宮・卵巣は近い位置にありますから、冷えの原因となります。ちなみに、最近常温の飲み物がコンビニでも売られるようになりました。常温ならいいと選ぶ方も多いですが、今の時期は常温でも十分冷たいので気を付けましょう。
食べたものや薬などは胃や小腸で分解・吸収され肝臓に入ります。肝臓は吸収された栄養素を体内で利用できる形に作り変え、エネルギーを生み出し、解毒を担い・・と多くの重要な仕事をしていますが、非常に我慢強く静かな臓器なので、多少の無理はきいてしまうものです。サプリの過剰摂取でその代謝に無駄なエネルギーを使う、といったことは避けたいですね。

こういった過栄養状態は、東洋医学的には「湿熱」を生むと考えます。ハイカロリーな食事、偏った食事、砂糖の多く含まれているもの、辛いもの、お酒等を過剰に摂った場合も同じことです。「湿熱」の状態が出来上がってくると皮膚の痒みや赤み・湿疹ができやすく、お通じは軟便や下痢で匂いがきつくなります。湿気の多い時期や夏に体調が悪くなることも多いでしょう。
漢方にはこの「湿熱」を取り除くものがあります。補う漢方薬ではなく、引き算の漢方薬です。もちろん、その根本原因を取り除く必要はあるのですが、体内に蓄積した余分なものを除去しながら胃腸を整える必要があるのです。
また、そもそも胃腸機能が弱く、朝は食欲がわかない、いつも軟便傾向、食後にはお腹が張り、常に疲れやすい、という方もいらっしゃいます。そのような方には胃腸機能を高めて消化吸収能力を上げる足し算の漢方薬や、消化剤のような漢方をお勧めすることもあります。
今まで何をやってもうまくいかなかったのに、胃腸を整えたらすっと妊娠にいたったというケースは意外と多いものです。胃腸は私たちの体を作る要です。

「過ぎたるは及ばざるが如し」適正量を見極め、妊娠力を高める胃腸づくりをしましょう!

アキュラ漢方 徐 朝子

よろしければ過去の記事も参考にしてください。
あなたの胃腸が血流を妨げている!?
食べ過ぎ飲み過ぎには

授からずに悩んでいませんか?

院長が患者様に伝授してきた妊活のゴールデンルールを「サプリ、お灸、ワークブック」にまとめ、セットにしてお届けします。

この記事が気に入ったら
いいね または フォローしてね!

記事がよかったらシェアお願いします!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

目次