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治療中によく話題に上がる、「不妊鍼灸っていつから開始するのがべすとですか?」の質問に回答していきます。
善は急げ、できるだけ早く鍼灸治療開始してもらいたいです。
理由は、下記の2つになります。
①:年齢が上がると、卵子・精子の質が低下、妊孕力も低下するため。
②:出産後の育児にも影響を与えるため。
それぞれ細かく解説していきます。
年齢が上がると、卵子・精子の質が低下、妊孕力も低下する
卵子・精子共に1日1日加齢変化により、成熟卵の獲得が難しくなり、精子の運動率は低下、奇形率は上昇していき、胚盤胞到達率が低下していきます。
これは、純粋な加齢による身体の生理機能の低下に加え、日々のストレスによる身体がさび付く酸化現象の加速や、誤った生活習慣(不規則な睡眠、バランスを欠いた食事など)が継続され不定愁訴(倦怠感、脱毛、肌のつやの低下)が増加していき、日々の生活を営むだけのエネルギーしか残らず、妊娠が難しい状況へ追い込まれていきます。
診察していて、多くの方が何らかのセルフケアにより、体調ケアをして下さってはおりますが、鍼灸治療とセルフケアとでは、改善できる幅が大きく異なります。
身体の特定のポイントへ鍼やお灸を行うことで、卵巣・精巣への血流が改善され質の向上が期待できます。
鍼灸治療の基本的な概念の中に、『未病を治す』というものがあり、ご自身が不調を実感する前に、鍼灸師が先回りして弱っている機能を見つけ出し、治療を行い予防することができます。『未病を治し』、不定愁訴を取り除き妊娠できる身体作りを1日でも早く行うことで、妊孕力を保ちます。
また、精子は約70日、卵子は約90日間の成熟期間が必要であり、治療開始から効果の出現には時間差があることも、早期に鍼灸治療を開始する根拠になります。
(特に40歳以降の方は、採卵が想定される3か月前より鍼灸に加え漢方治療と3か月のフルサポートセルフキュアセット(サプリメント+自宅灸)を開始することをお勧めしており、良い効果を得ております。)
出産後の育児にも影響を与えるため
これは、不妊治療で実績がある当院ならではの意見になるかもしれませんが、不妊治療を経て無事出産された患者様が、産後のケアとして再度来院してくださる歳に、非常によくお聞きすることですが、『育児は、本当に体力勝負!先生が体調を整えることを、強く指導してくださった、本当の意味がわかりました!』
無事に妊娠出産を終えた後には、まさに不眠不休の育児がスタートします。年齢が上がれば、基礎体力は低下します。
産後の肥立ちや育児を考えると、1日でも早く結果を出してさしあげたい。
「不妊治療は短く、その分育児の時間を長く」とれるようにする。
1日でも早く結果を出すには、1日でも早く行動を開始することが大切になります。
まさに、『善は急げ!』です。
鍼灸師 村松 慎一郎
執筆者紹介

アキュラ鍼灸院鍼灸師 村松 慎一郎
私と鍼灸との出会いは、留学先の北京で生活環境が一変したことからストレス性胃炎で苦しんでいた時期でした。西洋医学では、改善しない日々を過ごし、もどかしさと不安感が強くなって行きました。当時のルームメイトや教授が私に鍼灸治療を受けてみてはどうか?と勧めてくれ、鍼灸漢方治療を受けることになりました。
担当してくれた老中医は自分の現状と原因を直ぐに見抜きストレスにしっかり対応できる体質へと治療。3ヶ月程で胃痛や胃炎は消失し、自分の鍼灸に対する姿勢も変化。帰国後、両親へ無理を言い専門学校へ進み、卒業後は整形外科病院でのリハビリ鍼灸・在宅訪問マッサージでのターミナルケアを中心に鍼灸師としてのキャリアを積み重ねて来ました。
『ココロもカラダも温める』をテーマに、妊活するすべての人へメッセージを発信しています。
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