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今年の夏は暑さが厳しかったですが、急に気温下がり秋を通り越して冬のような日も見せるようになりましたね。
寒くなると体を動かす事が億劫になりがちですが、妊活において適度な運動は血流の促進、自律神経のバランスを整える点からも妊活にやはり有効手段となってきます。(妊活において血流と自律神経についてはこちら記事を参照してみて下さい)
三焦アイソレーションエクササイズ
さて今回は「三焦アイソレーションエクササイズ」で妊活力を整えてみましょう。
「三焦」とは東洋医学において上焦(頸、肩部)、中焦(胸腹部)、下焦(腰部)と3等分した考え方です。
それぞれが東洋医学的な臓器に対応しており
上焦:心、肺(循環、呼吸器系)
中焦:脾、胃(消化器系)
下焦:肝、腎、胆、小腸、大腸、膀胱(生殖、泌尿器系


となります。
東洋医学的にも妊活で注目したいのは生殖に関わる下焦にある腎という臓器ですが、腎を活かす為にはやはり身体全体の活性は必要不可欠です。
また三焦はこれらの臓器の働きやエネルギー(気)の流れをコントロールしている臓器という考え方もあります。
難しい言い方にはなりましたが、つまりは首(上焦)、胸腹部(中焦)、腰(下焦)を運動して自律神経や血流を整えたり、東洋医学的妊活に必要なには「気」エネルギーを充実させて行こうという訳です。
運動方法は簡単!
各部分をゆっくり5秒~10秒かけて上焦→中焦→下焦と左右3回ずつ回して行くだけです。
正し動かしている部分以外はできるだけ動かないように固定するようにします。そうすることによりしっかりボディーコントロールができストレッチされ効果的に運動ができます。
ダンスのエクササイズではアイソレーションとも言われています。

首(上焦)
首の筋肉の胸鎖乳突筋、僧帽筋は交感神経が亢進していると硬くなりがちです。
しっかり動かしてあげることにより自律神経を整え副交感神経優位の状態にすることが望めます。
東洋医学的には「心」「肺」が整いますのでストレスの緩和や呼吸が整う等の効果も望めますね。

胸腹部(中焦)
胸腹部をしっかり動かすことでおなかの中の血流をアップさせます。腸内の環境は子宮内の環境と密接にかかわるため効果的と言えるでしょう。
胸を回す事が難しく感じる方はヨガのネコのポーズの様に胸を張る、引っ込ますの動きでも良いでしょう。
東洋医学的にも「脾」「胃」といった消化器系を整えエネルギーを食べ物から取り込みやすい状態に促します。

腰(下焦)
卵巣、子宮といった主要機関の血流をアップ。栄養、ホルモンの供給を促します。子宮動脈、卵巣動脈などは下行大動脈から分枝しています。骨盤を動かすことは血流アップにとってとても有効です。東洋医学的には「腎」のエネルギーを活性させて生殖に有利な状態にすることが期待できます。
ミクロ運動も効果的です!
ウォーキングのような身体全体を使ったマクロな運動も効果的ですが、今回のように少しフォーカスを絞って目的をはっきりさせたミクロな運動の組み合わせも大変効果的なものになると思います。
場所も選ばないのでむしろ暖かいお家の中で運動すると、大変効果的だと思いますのでぜひ試してみてください。
鍼灸師 戸田 信太郎


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