病院の検査は受けたくない。注射、検査など大嫌い。鍼灸で妊娠したいのでどうぞよろしくお願いします。そのような患者さんの治療をお引き受けすることを私たちはお断りしています。
もしお引き受けするのであれば、検査を受けていただくことが条件です。
東洋医学的診断には限界があります。
例えば、もし卵管が詰まっていたら鍼灸のみでは妊娠することはできません。
慢性子宮内膜炎、卵管水腫、精子の状態、AMH、ホルモン値、、、不妊や流産の原因があやふやでは、良い治療はできません。
医師の診断を受けたことがない患者さんはまず信頼できる医師に診ていただくことが非常に大切ですので、信頼できる生殖医療専門医を紹介させていただきます。
排卵因子、子宮頚管因子(抗精子抗体)、卵管因子、子宮因子(着床障害)、男性因子(造成機能障害)、、妊娠を妨げる原因は様々です。不妊因子を調べたうえで上で鍼灸を行います。
逆に、原因を追究せずに鍼灸のみでの妊活はお勧めできません。
例えば卵管が詰まっていれば、いくら鍼灸をしたところで、妊娠することはできません。この場合、卵管鏡下卵管形成術(FT)を行い、卵管の通りをよくする治療を受けたり、もしくは体外受精に進むことで、妊娠までの期間を短縮することができます。
また、例えば、ご主人の精液に精子が一匹もいなければ、奥さんにいくら鍼灸をしても、妊娠は不可能です。
もしあなたが妊活・不妊のために通院している鍼灸院・整体・カイロプラクティック・妊活栄養相談、などなど、、、あなたが妊娠するためにアドバイスや施術を受けていて、検査結果について何も問われないのであれば、注意が必要です。
医師嫌いであっても、妊娠を希望するのであれば、必ず産科婦人科医、もしくは生殖医療専門医に診てもらうことを強くお勧めします。
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