【Q&A】採卵の予定です。アキュラ鍼灸院へ来院回数の目安は?

妊活応援ブログ | 不妊鍼灸治療のアキュラ鍼灸院
採卵をして体外受精での子宝を望んでいます。採卵までの来院回数や頻度はどれ位でしょうか?

良質な卵子の採卵を目指す為に、週1回、まずは3ヶ月間お越しください!

なかなか赤ちゃんにめぐまれない方や、原因不明不妊で悩まれている方の中には良質な卵子がつくられないケースが多く含まれていると考えられています。

  • 卵巣機能が低下していい卵子が採れない
  • AMHの数値が低く、数多くとれない
  • FSHが高値で卵胞が育たない
  • 卵子の質の低下なのか、胚盤胞まで育たない
  • 採卵しても空胞が続く  etc…

では、良質な卵子とは?

受精が可能で受精後も成長を続けて、子宮内膜に着床し妊娠が継続する卵子
ですから、卵胞・卵子の成長過程が質の変化に大きく関わってきます。
東洋医学(鍼灸)では、どういった施術をしていくのかも踏まえてお伝えします。

卵子は月に1000個減っている!

女性は、卵巣の中に一生分の原始卵胞を持って生まれてきます。
お母さんのお腹の中にいるときには、およそ700万個の原始卵胞をもっているといわれ、その多くは消滅しますが、出生時には100万~200万個もの原始卵胞をもって生まれてきます。

出生後も原始卵胞は減り、初潮月経がはじまるころには20万~30万個に!
その後は、毎月約1000個ずつ減少し、年齢とともにその数は減っていきます。
45歳になるころには数千個にまで減少。

女性が一生を通じて排卵する卵子の数は、わずか400~500個ほどです。

原始卵胞が発育を開始してから、一次卵胞に成長するまでの正確な期間はまだ明らかになっていません。一次卵胞から二次卵胞へは、90日以上かけて発育します。
そして、25日ほどで二次卵胞から前胞状卵胞へ成長し、60日ほどで胞状卵胞を経て、成熟卵胞に成長して排卵のときをむかえます。

一次卵母細胞

病気が見えるvol.9(メディックメディア)より引用

つまり、
卵子の成長には約180日かかり、残り90日がラストスパートです!
大切な事って時間がかかるんですね (^_^)

現代は簡単に答えが見つけられる時代ですから、すぐ結果を求めがち。。。時間がもったいないと思ってしまいますがそんな事はありません。知識、信頼、愛情、すべて時間が必要です。不妊治療は長いトンネルの中にいるようだと表現されることもあります。。。しかし、何事にも無駄なことはないと私は思います。

ラストスパートの90日を鍼灸治療で!

現代社会はストレスまみれ、「仕事は好きだし、残業も苦じゃないんです!」もどうなのでしょう? 慢性的な疲労、睡眠時間の不足、食事内容は気にしているが10分で食べ終わる。。。偏った食事やストレス、冷え、ホルモン剤の多用により、骨盤内の血流の流れが悪くなります。腹診しますと、おへそ周りや下腹部痛があったり、頭痛肩こりがひどいう方が多いです。

血の巡りが悪くなった状態を東洋医学では「瘀血(おけつ)」と呼びます。
瘀血の状態では、卵胞に栄養が充分に届かないので卵子の質低下に繋がります。
鍼灸で徹底的に身体の深い部分の血の巡りを良くしていきます。

上記のようにラストスパートの90日は非常に重要な期間。
定期的な鍼灸を受け、3ヶ月後の卵子の質改善を目指しましょう!
東洋医学は、適度な運動、食事、健康的な生活習慣と合わせていただくとよりよい効果が出やすいです。^_^

アキュラ鍼灸院
鍼灸師 木村 洋子

お知らせ

私たちは2002年に開業以来、子宝に恵まれないカップルをサポートさせていただいております。妊娠し、無事に念願の赤ちゃんを迎えるまで、万全な体制で皆様に満足いただける治療を提供させていただけるよう取り組んでおります。鍼灸および漢方による不妊治療のご相談はお気兼ねなくこちらへご連絡ください。

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