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妊活とストレスホルモンについて(1)

 

妊活は新たな生命を迎えるための希望に満ちた治療である一方で、

男女ともに身体的・精神的ストレスに晒される機会も多いのではないかと思います。

それが妊活に悪影響を及ぼす可能性があるという報告は医学の現場からも

一部言われ始めています。

 

ストレスが人間の身体に負荷されると、“ストレスホルモン”が脳から分泌されます。

とりわけ有名なストレスホルモンとして《コルチゾール》について

今回はお話しさせていただきます。

 

ストレスというと精神的なものがまず思い浮かぶかと存じますが

そのほかにも痛みや炎症、食事を1日に2回以上抜く、激しい運動など身体的なストレス

(負荷)も含みます。

コルチゾールとは、このようなストレスがかかった際に大脳皮質-視床下部-下垂体-副腎皮質

という経路で分泌されるステロイドホルモンの糖質コルチコイドのことです。

 

コルチゾールとストレスに関わる研究は数々報告されており血液や唾液から

採取されることが多いようですが、特徴として朝の値がいちばん高く、

昼夜と徐々に下がっていくという日内変動があるため測るタイミングが重要です。

2000年代後半からは毛髪や爪からコルチゾール値を測るという研究も進み、

従来のようなその時点での値だけでなく数日〜数ヶ月間という慢性的なストレス経過も

観察可能となってきました。

 

それでは、なぜ、ストレスは妊活に影響を及ぼすのでしょうか?

前に述べたように視床下部から下垂体を通して刺激ホルモンが分泌されるところから始まり

副腎皮質からコルチゾールが分泌されますが、

途中まで同じ経路をたどるのが“女性ホルモン”なのです。

視床下部から下垂体を通して性腺刺激ホルモンが分泌され、卵巣がそれを感知し

女性ホルモン(エストロゲンとプロゲステロン)が分泌されます。

そのため、過剰にストレスがかかると副腎皮質ルートへの流れが活発となってしまい

ルートがそちらに取られ、卵巣ルートへの流れが鈍くなってしまうことがあるようです。

 

そう言われると、ストレスが原因で生理が止まってしまった…という話はよく聞きますが

なんとなく納得できるような気がしますよね。

 

つまりコルチゾール分泌を上げないためには規則正しい食生活やストレスケアが大事ということになり、アキュラ鍼灸院でもそのケアが可能です!

 

リラックスできるのは勿論のこと、鍼灸は視床下部-下垂体経路に影響を及ぼし

卵巣機能や卵胞の発育、排卵の調節にも影響を与える可能性があると期待されています。

 

今後更に効果に対するエビデンスが集まり、鍼灸がより世の中に貢献できるツールとなると

良いなと思います。

 

 

アキュラ鍼灸院 鍼灸師

横溝 唯

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