研究会参加報告「不妊症に対する鍼灸治療の新たな展開」

学会・講演・論文
研究会参加報告「不妊症に対する鍼灸治療の新たな展開」

4月29日(水曜日)祭日は、院を休診して、スタッフ総出で東京大学鉄門記念講堂で開催された不妊治療に対する鍼灸治療の研究会へ参加してまいりました。講堂に収まり切れない参加者(400名強)から不妊鍼灸に対する関心の高さがうかがえます。

教育講演では聖路加国際病院副院長・女性総合診療部部長百枝幹雄先生をお迎えして、不妊症の診断・治療についてお話いただきました。

いまやART(高度生殖医療)を用いて出生する数は27人に1人。1クラスに1人、2人いる世の中になってます。この数は今後さらい増える傾向にありますが、この割合はどこまで増えるのでしょうか?近い将来10人に1人はARTによって生まれる時代もそう遠くないのかもしれませんが、妊娠率はここ数年横ばいです。

患者数や治療周期が増えているため、出生児の数も増えてはいますが、妊娠率は向上してません。科学の限界ではないかと思います。そんな現状を突破する糸口として、鍼灸は今後大きな役割を果たして行くことになると思います。

院長 徐 大兼

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