Q: 夫が無精子症です。手術にて、片方の睾丸を開きましたが、精子はいませんでした。このような場合でも可能性はありますでしょうか。
A: こんにちは。採精方法はTESE-MD(顕微鏡下精巣内精子採取法)でしょうか?
TESE-MDは陰嚢を切開し、顕微鏡を用いて精子の存在する可能性が高い 精細管を採取する方法です。 採取された組織は、ばらばらにし、精子又は受精可能な後期精子細胞を探します。 万が一、他の方法で採精を試みているのであれば、TESE-MDをお勧めします。
さて、一方の睾丸で採精ができない場合、続けて採取できるかどうかはその人の無精子症の状況によって大きく変わってくるかと思われます。無精子症といってもその原因は様々です。
クリニックによっては適応別のTESEの精子回収率及び、各適応別の臨床妊娠率を発表している所もありますのでクリニックに聞いてみましょう。
TESEは1回のTESEで精子が見つからなくても、複数回目のTESEで初めて精子が確認できることがあります。また、片側で精子が回収できなくても反対側の精巣より精子が回収できることもあるため、あきらめずに精子を探索することも重要です。
無精子の状態は大まかに分別すると閉塞性無精子症(OA)と非閉塞性無精子症(NOA)があります。閉塞性無精子症の場合、ほぼ100%の確立で精子は回収できます。
問題は非閉塞性無精子症の回収率です。クラインフェルター症候群、がん科学療法後、Cryptozoospermia, AZFc欠失、停留清掃固定手術後、脊髄損傷、射影障害、染色体転座、immotile cilia, などなど原因は様々です。それぞれの原因次第で、回収率も違います。
実際に、精子の数や運動率の向上の報告は当院でも多数上がっておりますが、TESEと鍼灸ついては残念ながらそのような報告はまだ上がってきておりません。
鍼灸は下記理由による男性不妊に一定の効果が期待できます。
1)体調の変化が精子へ与える影響(精子は卵子と違って、毎日産生されているため、体調が精子の状況を左右するといわれてます)
2)精巣への血流供給の低下(精巣は卵巣同様、大量の血液供給を必要としています)
3)原因不明のホルモン分泌異常により引き起こされる様々問題(男性も女性同様、FSHの分泌が精子を作るために一定量必要です)
アキュラ鍼灸院 院長 徐 大兼
『ココロもカラダも温める』をテーマに、妊活するすべての人へメッセージを発信しています。
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