タバコは、男女の生殖能力に有害な影響を及ぼすといわれています。
さまざまな論文によって、タバコを喫う人と喫わない人を比較したデータが出されており、タバコを喫う人のほうが不妊症になるリスクが高くなり、妊娠するまでに長い期聞を要すると結論づけられています。
また最近では、体外受精の成功率も下げることがわかっています。
以前は喫わないストレスをかかえるよりは、1日の本数を決めて喫ってもよし、とする見方もありましたが、現在ではさまざまなリスクを考え、どんな病院でも禁煙をすすめています。
女性の場合の喫煙のリスク
ニコチンは女性ホルモンの産生を妨げ、子宮外妊娠の確率を高めることがわかっています。またタバコの煙によって、遺伝子異常を誘発させるリスクが高まるともいわれています。それ以上に、タバコを喫う女性から生まれてきた赤ちゃんに対するリスクがとても大きいので、女性に関しては禁煙は必須と考えたほうがいいでしょう。タバコの弊害を次にあげておきます。
①早期流産の確率が高くなる。
②2500g以下の未熟児で出産する確率が高くなる。
③タバコを喫った数量と、出産時の胎児の体重の低下率は比例することが多い。
④出産後、子どもが病気になる頻度が高い。
⑤子どもが、幼少時に喘息や肺炎にかかる確率が高くなる。
男性の場合の喫煙のリスク
男性の喫煙にも、女性の妊娠への影響はあります。同様に、男性の喫煙の場合のリスクをあげておきます。
①タバコを喫わない人と比べると、精液の量が減少し、精子の量が15%少ない。また、精子の運動率が下がり、奇形率も高まる。
②ペニスの血行を阻害し、勃起障害を起こしやすい。
③子どもが、幼少に喘息や肺炎にかかる確率が高くなる。
④早期流産の確率が高くなる。
タバコを喫っていると、このように妊娠に対するリスクはとても多いのが現実です。できるだけ早く喫煙をやめましょう。
なかなか禁煙ができないという方にも鍼治療は効果的です。禁煙治療は一部保険適用になりましたので、禁煙外来を設けている病院もあります。
やめたいけれど、やめられないという人は、これを機会に病院を訪ねてみるのもいいと思います。
また、自分は喫わないけれどパートナーがタバコを喫う場合には、屋外やベランダで喫うようにしてもらい、受動禁煙の害から自分のカラダを守りましょう。
タバコは先に述べたように妊娠への害があるほかに、もちろん、肺がん、胃がん、心臓病なども引き起こしやすくさせます。
赤ちゃんができたあとのことも考えて、妊娠する前からカップルで禁煙に取り組む努力をしてみてはいかがでしょうか?
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