冬も深まり寒さが身に染みる季節になりましたね。
寒くなるとどうしても動くことが億劫になりがちです。
今回は妊活における運動のワンポイントとして「足の指を使うこと」について書いてみます。
適度な運動することは
・血流を良くして卵巣へ栄養を届けやすくする
・血流が良ければ排卵後の子宮内膜が着床に適した状態へ近づきやすくなる
・自律神経が整う
など妊活において大きなメリットになります。
30分以上のウォーキング、ヨガなどの有酸素運動が良いとされていますね。
どのような運動かまわないのですが、ここでもう一つ
「足の指で床をキャッチするようにしっかり使う」
ということを意識してみてください。
運動方法の一つとして、タオルギャザーという足の指でタオルを手繰り寄せる運動があります。
この運動を姿勢を正し、立った状態でやってみて下さい。
しっかり床をつかむように動かすことによって末端、ふくらはぎ、腿の筋肉を動かし血流を良くし、妊活に大敵な冷えを解消する効果が望めます。
そしてもう一つ、立って主に親指を使うことにより、内転筋群(内腿)とお腹を中心とした体幹部に一番作用します。
つまり末端だけでなくお腹の中心から血流を良くすることが出来るのです。
生殖の主要機関である子宮や卵巣はお腹にあるわけですから、各機関の血流アップも望めますね。
東洋医学的にも足の内側ライン、お臍の両脇指一本分のラインに「腎」の経絡、経筋といった気、エネルギーの通り道があります。
「腎」は東洋医学において生殖に非常に密接に関係しています。
この「腎」のエネルギーの流れを良くする事も期待出来ます。
本来足の指は体のバランスをとるために重要な役割を担っています。
しっかり使うことによって姿勢矯正をし自律神経を整える効果も期待できます。
同じ運動をするにも、少しの意識と使い方一つで、妊活においてもより多くのメリットを得ることが出来ます。
指を使うことを覚えてしまえば特別な運動時だけでなく、通勤などの移動の際にもしっかり身体を作用させることもできますので、どこでもできる妊活の一環として是非取り入れてみて下さい。
鍼灸師 戸田 信太郎
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