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現代人は日々多くのストレスにさらされて生活しています。
心身のストレスが実は妊活の結果を左右する可能性があることをご存知でしょうか?
心身ストレスと不妊治療に影響する研究がハーバード大学やアメリカの有名な不妊治療センター‘ボストンIVF’で行われ、興味深い結果を示しました。
ハーバード大学の研究によると医学的治療のみを受けた人の1年以内の妊娠率が20%だったところ、心身のストレスを緩和するマインド・ボディ・プログラムを完了した女性は55%にそしてサポートグループに参加した女性では54%に妊娠率が向上したという結果が示されました。
ボストンIVFの研究は2回目の体外受精周期の前または周期中にストレス管理プログラムに参加した女性を調べたもので、参加した方の妊娠立は参加しなかった方に比べて160%も向上していたという結果が示されました。
不妊の問題が特にない女性を対象に実施した研究でもストレスレベルが高いことを示す「αアミラーゼ」という唾液に含まれる酵素が上昇していた女性では、そうでない人よりも妊娠に時間がかかったことが示されています。
その他にもストレスレベルと妊娠率の低さの関連を示す研究が現在も行われており、高いレベルのストレスが妊娠に何かしらの影響を及ぼすことを示す指標が確かに存在します。
つまり、自分の感情をコントロールできストレスに上手に対処できれば妊娠のチャンスが高まる可能性があるということです。
健康的で妊娠しやすい生活習慣を心がけ、並行して心のケアも行うことで心身のバランスが整い、妊娠のチャンスが高くなります。
ストレス軽減の最も簡単な方法が「呼吸法」です。
通常、呼吸は無意識のうちに行われる「自律神経系」の一部です。ところが、呼吸は意識することで自らコントロールすることができます。
呼吸法を意識して変化させることで、自律神経全体に影響し、精神状態も変えることができるのです。
「腹式呼吸」を行ってみましょう。
静かな場所で座る又は仰向けに寝て、息をしている部分に集中します。
大抵の人は鼻と胸で呼吸を感じられることがほとんどだと思います。
次にお腹に両手を当て、息を深く吸って肺を満杯にします。
だんだん呼吸を深くし、横隔膜が押し下げられ、お腹に乗せた両手が押し上げられるのを感じます。そして息を吐くにつれて横隔膜が元の位置に戻り、お腹に当てた両手が下がるのがわかります。
腹式呼吸を意識的に毎日行うことで、ストレスが溜まってきたときに自分がどのような呼吸をしているのか気がつけるようになります。
まずは一日一回数分から始めて1回につき10分、理想は20分、1日に1〜2回行うようにしましょう。心地の良い音楽をかけて行うとよりリラクゼーション効果があります。
人は生まれた時、呼吸をすることで始まり、最期は呼吸が止まることで命が終わります。
生まれた時からやり方を知っている「呼吸」をコントロールすることでストレス下においてもリラクゼーションを自らもたらすことが可能となります。
忙しい日々に少しだけ自分を労る時間を設けてみませんか?
鍼灸師 中原 早津希
私たちは2002年に開業以来、子宝に恵まれないカップルをサポートさせていただいております。妊娠し、無事に念願の赤ちゃんを迎えるまで、万全な体制で皆様に満足いただける治療を提供させていただけるよう取り組んでおります。鍼灸および漢方による不妊治療のご相談はお気兼ねなくこちらへご連絡ください。
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