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Q57 遺残卵胞を克服する

月経3日目から5日目にクリニックへ行き、超音波で卵巣を見た際、大きな卵胞のようなものが見えることがあります。すると、医師からは遺残卵胞があるので今週期は見送った方が良いと言われること、ありませんか?

遺残卵胞とは、一体何なのか、改めて解説いたします。

<遺残卵胞とは?>
月経3日目から5日目に見られる大きな卵胞のことを言います。
通常の月経周期では、その周期に育つ小さな卵胞が複数個見え、主席卵胞が排卵し、それ以外の卵胞は閉鎖卵胞として身体に吸収され自然と無くなります。しかし、何らかの要因で閉鎖卵胞が月経周期に残ってしまうことがあり、それを遺残卵胞と呼びます。
特徴としては、月経3日目から5日目に、超音波で卵巣内の卵胞をチェックした際、およそ10mm以上の大きな卵胞が見え、血液検査ではE2値が高値となります。数百という高い数値が出た場合は採卵キャンセル率や胚移植のキャンセル率が高くなります。

〜月経3日目から5日目〜

○通常
超音波:10mm未満の小さい卵胞
血液検査:E2値10〜80くらい

○遺残卵胞
超音波:10mm以上の卵胞
血液検査:上記の値以上

<遺残卵胞によりその周期を見送る理由>
遺残卵胞があることで、 遺残卵胞を主席卵胞と勘違いしてしまい その周期の卵胞の発育が妨げられます。もし採卵できたとしても空砲や変性卵、未成熟卵の可能性が高くなるため、その周期は見送るケースが多くなります。

<遺残卵胞の治療>
遺残卵胞と診断されると、ピルを処方されます。ピルに含まれるエストロゲンにより、視床下部からのFSHを抑制する(ネガティブフィードバック)為、卵胞の発育が抑えられます。その仕組みにより、遺残卵胞は自然と身体に吸収されて無くなります。キレイにリセットされることが多く、ピルを服用後は通常通り、採卵や移植をすることができます。

<採卵周期に遺残卵胞が見つかったら?>
体外受精をされている方で、採卵周期の月経3日目から5日目にクリニックへ行かれた際、遺残卵胞が見つかった場合、基本的には上記で説明した理由により採卵を見送ることが多く、ピルを処方され次の月経を待ちます。次の周期が始まり、月経3日目から5日目に受診された際、遺残卵胞が消えていることを確認できたら採卵周期となります。
稀に、遺残卵胞であっても採卵、受精、移植、そして妊娠・出産されている症例報告があります。この場合は遺残卵胞ではなく、新しく卵が成長しており、E2の数値も卵一個あたりのE2は200以上となっていることが多いです。イレギュラーな対応をする理由としては、その患者さんの普段から卵胞の発育数が少なかったり、高齢で低AMHの方で、今回のチャンスを逃すと、次いつチャンスが巡ってくるか分からないような状態です。一周期でも無駄にしない観点から、卵胞を成熟させ、採卵します。

遺残卵胞の対応は年齢やAMHの値、普段の卵胞の発育数によります。
例えば、生理3日目から5日目の値が120であれば、これは基準値を超えています。
ピルでリセットさせるのか、経過観察するのか、更に刺激して採卵するのか、対応は様々です。

<遺残卵胞があると言われたら…>
タイミング法、人工授精、体外受精、どのステージにおいても、遺残卵胞が見つかると、上記で説明した通り、多くの場合はその周期を見送ることになります。貴重な妊活のお時間が削られるようで、内心焦りや戸惑いがあるのは当たり前のことです。遺残卵胞になる原因は、視床下部〜脳下垂体〜卵巣のホルモンバランスの乱れ、自律神経の乱れ、血流の悪さがあげられます。薬や注射による卵巣への負担も考えられます。
大切なのは、まずは焦らずご自身のお身体と向き合い、卵巣機能を上げることが、一番の近道です。
遺残卵胞があるからと言って心配したり、慌てることはありません。
同じような症例を当院でも多く診ており、そのような方の多くが妊娠・出産に至ってます。

<当院の遺残卵胞に対するアプローチ>
HPO軸(視床下部、下垂体、卵巣軸)がちゃんと機能しているか、卵巣への血流状態がどうなっているか、卵巣をつかさどる神経の通りがどうなっているか、そのようなことを当院独自の検査によって明らかにし、最短で結果が残せるよう治療計画を組み立てます。

まずは、遺残卵胞になる根本原因を一緒に解決していきましょう。

鍼灸師 須藤 遥香

よろしければ過去の記事も参考にしてください。
遺残卵胞とされていた卵胞で妊娠

 

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