不妊治療をご用命の初診の患者様より、1番多く聞かれる質問の中に、どの位の頻度や回数で効果が見込めるのかという質問があります。さまざまな事を総合的に見なければなりませんが、不妊患者様では、基本、週1回の治療を約3か月、治療回数に換算すると最低10回の治療が必要になります。
なぜ、3か月も治療が必要なの?!

と思われる方も多くいらっしゃいますが、単発の鍼治療により子宮や卵巣へ血液を一時的に増加させても、卵子や精子の質の改善には残念ながら至りません。
卵子に関しては約90日、精子では約70日かけ成熟に至ると言われています。既に成熟した卵子や精子に対し、単発の鍼刺激により、血液を供給しても成熟した細胞の質を上げることは難しいのです‥。
そのため、まだ未熟な細胞の時期より、鍼治療を継続して行い安定的に血液の供給をおこない、血液中の栄養と酸素を充分に与え育てていくことで、卵子・精子の質向上がより期待できるようになります。
また、10回の治療を継続して行うことで、鍼による不定愁訴の改善(冷え性や肩こり、腰痛の改善)や鍼灸師が患者様との会話の中で、その患者様のパーソナルな部分をより深く理解でき、オンリーワンの生活習慣アドバイスなども提供することが可能となり、心身共に寄り添った包括的な医療サービスを届ける事が可能になります。

週に1度、日々のストレスを忘れ、お灸や鍼、鍼灸師との会話に癒される時間をもちリラックスすることも、大切な“治療過程”となります。アキュラ独自の温かな不妊鍼灸でのおもてなし、どうぞご活用ください。
鍼灸師 村松 慎一郎
執筆者紹介

アキュラ鍼灸院鍼灸師 村松 慎一郎
私と鍼灸との出会いは、留学先の北京で生活環境が一変したことからストレス性胃炎で苦しんでいた時期でした。西洋医学では、改善しない日々を過ごし、もどかしさと不安感が強くなって行きました。当時のルームメイトや教授が私に鍼灸治療を受けてみてはどうか?と勧めてくれ、鍼灸漢方治療を受けることになりました。
担当してくれた老中医は自分の現状と原因を直ぐに見抜きストレスにしっかり対応できる体質へと治療。3ヶ月程で胃痛や胃炎は消失し、自分の鍼灸に対する姿勢も変化。帰国後、両親へ無理を言い専門学校へ進み、卒業後は整形外科病院でのリハビリ鍼灸・在宅訪問マッサージでのターミナルケアを中心に鍼灸師としてのキャリアを積み重ねて来ました。
『ココロもカラダも温める』をテーマに、妊活するすべての人へメッセージを発信しています。
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