- はじめまして。子宝に恵まれず1年半になります。私は一日中デスクワークで座りっ放しの上、足を組む癖があります。おまけに猫背で気を抜くと下腹を突き出した姿勢になっています。昔から周りの人から注意をされることが多々ありました。
自分では姿勢を良くしようと心掛けているのですが、やはり姿勢の悪さも骨盤や子宮の歪みによって不妊の原因になるのでしょうか? -
悪い姿勢は不妊を招く
パソコンの普及により、一日中デスクワークの人の割合が世界的に増えてます。デスクワークやパソコンでの作業ではカラダを動かすことがほとんどありません。ほとんどカラダを動かさないので、足を組む癖がついたり、姿勢が悪くなりやすいのです。
私たちの骨盤は子宮をはじめ腸や膀胱など内蔵を収め、また守る役割をもってますが、不妊に悩む女性に注目していただきたいのは骨盤の歪みを原因とする自律神経の乱れです。
骨盤は4つの骨(仙骨、坐骨、腸骨と恥骨)とそれらを取り囲む数多くの筋肉や関節から構成されていますが、仙骨と腸骨の間にある仙腸関節はカラダ全体のバランスを取っており(骨盤がカラダの土台、基礎であるため)、また、生殖器と密接な関係があります。
現代人の多くは交感神経優位の状態で一日を過ごします。パソコンは目を酷使し、また、長時間座り仕事をすることにより全身の筋肉が硬くなり、肩こりをはじめカラダじゅうの凝りの原因となります。
全身が凝るとリラックスしずらくなり、交感神経優位の状態が帰宅後も持続し、カラダの冷え、自律神経失調症状(めまい、耳鳴り、ほてり、寝汗、手足の冷え、不眠など)や月経困難、生理痛を誘き寄せてしまいます。
骨盤を構成する骨の一つである仙骨には私たちの血行を良くし、リラックスさせてくれる副交感神経の中枢があります。副交感神経は消化を促進し、カラダを温め、子宮内膜や卵巣への血流をコントロールしてます。副交感神経は女性ホルモンのバランスに絶大な影響力をもっているので、できればよい姿勢を保ちたいものです。
では姿勢が悪い場合、どうすればよいでしょうか?
誰でも簡単にできる方法をご紹介します。
それは1にも2にも、まずカラダを動かすことです。一日継続して30分のウォーキングをおすすめします。骨盤の歪みの原因の50%は運動不足。残りの50%は不摂生からきますので、良く運動をし、睡眠を十分とることにより、かなり改善されます。また、最近では骨盤ダイエットや骨盤エクササイズなど、骨盤を動かすことを推奨する本が多くあります。本を読むのはちょっと、という方へおすすめはフラフープとベリーダンスです。ベリーダンスで原始的本能が甦った、、なんて患者様の話をちらっと耳にしました。
とにかくカラダを動かす。じっとしていると気が停滞し、気分もドヨーンとなりがち。全てのものが生い茂る夏。気持ちい風に吹かれながら、自分の周りを散歩してみては?
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誰も教えてくれない妊娠・出産に大切なこと
不妊鍼灸師が教える40歳からの妊活
執筆者紹介
アキュラ鍼灸院院長 徐 大兼(じょう たいけん)
妊活は、時間との闘いでもあります。その大切な時間を一秒たりとも無駄にしたくないと私たちは考えています。妊娠する能力を高め、より早く結果を出すことをお手伝いすることが私たちのミッションです。
不妊鍼灸でお腹の凝りをほぐし、子宮・卵巣本来の力を引き出します。また、身体の不調と自律神経を整え、卵巣への血流を促進し、卵巣機能改善サポートを行います。
不妊治療中の不安をお聞きしながら、「妊娠しやすい身体」になるため、全力でサポートします。
私たちは2002年に開業以来、子宝に恵まれないカップルをサポートさせていただいております。妊娠し、無事に念願の赤ちゃんを迎えるまで、万全な体制で皆様に満足いただける治療を提供させていただけるよう取り組んでおります。鍼灸および漢方による不妊治療のご相談はお気兼ねなくこちらへご連絡ください。
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