妊活に大切な朝食習慣

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唐突ですが、皆さんは朝食を毎日とっていらっしゃいますか?

アキュラにお越しになる患者様にお尋ねすると、”NO”とおっしゃる方も少なくありません。
このような方々に共通しているのが、だるい、慢性的な頭痛、便秘、冷え性、気分が沈む・へこむなどの不定愁訴。
また採卵がなかなかうまく行かないかたに生活習慣をお尋ねすると朝食抜きやたんぱく質不足ということが良くあります。

朝食をとることにはたくさんのメリットがあります。特に強調したいのが:
*体内時計のリセットをし体のリズムを整える(詳しくは注*1をどうぞ)
*精神の安定と良質の睡眠をもたらす
(*2)
その他にも血糖スパークの回避、冷え症の予防・改善、規則正しいお通じなど、メリットばかりです。

ぜひ朝食習慣を見直してみたいですね。お勧めとして:

A)早寝早起き。起床したら朝の光を浴び1時間以内に朝ごはんを食べる!
光と食事という2つのスイッチで脳内時計と各臓器にある体内時計をリセット

B)糖質中心ではなくたんぱく質を充実させた朝食を!
日本人の朝ごはんは圧倒的にたんぱく質不足という調査結果がでています。
たんぱく質と糖質の組み合わせは体内時計のリセットを助けます。
朝たんぱく質をとると筋肉が大きくなりやすいという研究結果もあり、筋肉量が増えれば熱産生も増え冷えの改善、メタボの予防なども期待できます。また必須アミノ酸であるトリプトファンを含む食品を摂れば、これがセロトニン→メラトニンとなり心も落ち着き睡眠の質も良くなります。
食べる順番も糖質に飛びつかないように、スープや野菜類、肉魚卵などのたんぱく源、最後に糖質を心掛けてみてください。

C)食べ方に発想の転換を!
帰宅が21~22時、それから夕食、という方も多いですね。
これでは体を疲れさせるために食べているようなものでエイジングがどんどん進みます。体内時計が狂い、自律神経、免疫機構もバランスを崩します。
夕食は6~7時の早めの時間にとれることが理想的です。在宅勤務でそれが可能であればぜひお試し下さい。
また、オフィスでどうしても残業というときは、夕方にいったん休憩をとって食事をする、それが無理ならスイーツではなく具沢山おにぎりやサンドイッチ等軽食をとる、帰宅後どうしても食べたければスープなど消化の良いものを量控えめに召し上がるのはいかがですか?
夕食がメインという発想を捨て朝食・昼食を充実させてみるのも一計です。

D)朝食べる習慣がない方は卵1個からでも
朝は食べたくない、という方が非常に多いですね。
ほんの少しだけでもまずは召し上がってみてください。夕食を軽くすることと朝食の習慣づけで、だんだん体のリズムができてきます。

あまり知られていないようですが、実は日本人の平均摂取カロリーもたんぱく質摂取量も年々減少傾向にあります。
後者においては1950年代の数値まで落ちているそうです。1950年代と言えば戦後数年、まだまだ日本が復興途上で食料も潤沢になかった時代です。

残念ながら生殖年齢は限られています。
そして朝食欠食率が高いのは働き盛りでもあり生殖年齢でもある20代から40代。
生殖とは次世代を生み出す大変エネルギーを要するもの。
せっかく不妊治療専門クリニックに通院しても、土台となるお身体に十分なエネルギーがなければ男女とも子宝には恵まれにくいです。
まずは朝食から、今一度ご自分の食を見直してみませんか?

アキュラ鍼灸院では治療の際、健康になるための生活習慣、食養生、エクササイズなどあらゆる疑問にお答えし皆様の妊活を応援させていただいております。

鍼灸師・不妊カウンセラー
鈴木麻希子

脚注:
*1体内時計は脳だけでなく各臓器にも存在しています。脳内の時計は網膜を通し光を認識するとリセットされますが、他臓器に存在する体内時計は光ではなく朝食によって動きだします。
1日のスタートの食事が遅くなればそれだけ、脳にあるメインの体内時計と他臓器の体内時計との間に時差が生まれてしまいます。
体内時計が狂うと、睡眠障害、うつ病、肥満、糖尿病、免疫・アレルギー疾患、さらにがんの発症にもつながることがわかっています。
体内時計は1日24.5時間の周期で動いているので、光と食事による刺激で毎日リセットし24時間に合わせることが大切です。

*2 朝にタンパク質を摂取すると、タンパク質に含まれる必須アミノ酸「トリプトファン」が、日中には「セロトニン」というホルモンに、そのセロトニンが夜には「メラトニン」に生合成されます。
セロトニンは視床下部や大脳基底核・延髄の縫線核などに高濃度に分布しています。またセロトニンはドパミン(喜び、快楽に関わるホルモン)やノルアドレナリン(恐怖、驚きなどに関わるホルモン)などの情報をコントロールし、精神を安定させる働きを持っています。
みなさんよく耳にされるメラトニンは、体内時計に働きかけることで覚醒と睡眠を切り替えるいわば眠りのホルモン。抗酸化作用によって細胞の新陳代謝を促したり、疲れを取るという作用も持っています。

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