前回のブログでサプリメントによる精子所見の改善により妊娠に至ったと書きました。
ただ、夫婦ともに高齢にあたるので、やはり遺伝子異常が気になりNIPTを受けることにしました。
NIPTとは出生前診断の一つで、母体の血液中に存在する胎児の細胞から遺伝子を調べるものです。NIPTを受けることについては意見が様々あると思うのでそこについては記述は控えます。
今回はNIPTを受けるにあたって、感じたことをいくつか書いてみようと思います。
現在NIPTを受けようと思うと、大学病院に代表されるような認定病院で受ける場合と無認定の検査機関で受ける場合の2つあります。
認定病院で受ける場合は、13、18、21の遺伝子数異常のみを検査しますが、無認定の検査機関の場合、代表的な遺伝子の数的異常のみ検査から全遺伝子検査まで幅広く選択肢が出てきます。
価格も認定病院ではおおむね一律で20万円前後ですが、無認定の検査機関の場合、検査内容により10万円以下から30万円弱ぐらいまで幅があります。
ただ、一番重要な違いは、検査内容ではなく、カウンセリングや結果に対しての対応です。
採血だけで検査できるので、無認定施設では前後の対応が不十分な場合があります。
仕事柄、胎児に起きうる遺伝子異常については、基本的な知識があったものの、NIPTのサイトを見ていくうちに代表的な遺伝子数異常以外にも遺伝子の微細な欠損による様々な症候群があることを知り、不安が増大していきました。
妊娠当時夫の私が46歳、妻40歳だったので、以下の表から見ると、遺伝子の数的異常以外にもなんらかの遺伝子異常がある可能性が数パーセントあります。

検査前に医師による説明がありましたが、疑問に十分に答えてもらえるものではありませんでした。
ただ、その施設や医師に対しての不満ではなく、私自身のNIPTについての認識の甘さを強く感じました。
認定機関において、カウンセリングなどで何度も足を運ばなければいけない理由を理解しました。
どこまで詳細な検査をするか、
そして異常のあった場合どのような判断をするのか、本当に悩ましかったです。
NIPT検査を受けられる場合、よく調べたうえで覚悟をもって受ける必要があると思いました。
鍼灸師 森 祐輔
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