暖かく日差しも強くなって来ましたね。
紫外線対策を本格的に始められた方も多いと思います。日焼け止め・日傘・紫外線カットする衣服などで、日焼けしないよう完璧ガードしていませんか?
実は、日焼け止めを塗ると、妊活にも大切なビタミンDの合成を妨げるのをご存知でしょうか?ビタミンDは食べ物からの摂取以外に、皮膚が太陽の光(紫外線の中のUV-B)を浴びることで、体内でつくることができるという特性があります。
よって別名サンシャインビタミンとも言われます。
ビタミンDは、丈夫な骨を作ったり、免疫を高める、感染症や様々な疾患の発症リスクを下げると言われています。
また妊活にとっても欠かせない栄養素になります。
【ビタミンDが妊娠に影響を及ぼす理由】
① 血中ビタミンD濃度が低い人は、卵巣予備能のAMHが低い傾向あり、ビタミンD低下が妊娠力の低下につながる。
Endocrinology 2020 Apr 1;161(4)
②ビタミンDが不足すると妊娠率低下や流産率が上がる。また不育症との関係性も言われています。
Hum Reprod 2014; 29: 208
③子宮内膜症や多嚢胞卵巣症候群の疾患のある人はビタミンD濃度が低いという報告もあります。
Hormones2017, 16(1):5-21
Endocrinology 2020 Apr 1;161(4)
④精子の運動力と受精能力の向上させる
Human Reproduction,Vol31,No8 pp.1875-1885,2016
などなど、妊活している人にとって、とても重要なビタミンと言えます。
紫外線の量は、季節や地域によって違いますが、十分なビタミンDを合成するには、以下の条件で日光浴をしてみて下さい。
○時間帯;午前10時から午後4時くらいの間
○浴びる時間;5−30分
○回数;毎日・少なくとも週2回
○屋内ではなく、屋外で(UVBはガラスを通らない為)
●顔・腕や手・足など日焼け止めなしで行う
ここで注意して頂きたいのは、日焼け止めをつけた状態だと、合成を妨げると言われています。
環境省によるとSPF30の日焼け止め使用でビタミンDの合成量が5%以下になるという発表もあります。
ただこれに意義を唱える意見もあります。
十分に日焼け止め効果を出す為の容量を全身に塗る事や塗り直ししていない事の方が多く、日焼け止めによるビタミンD合成を妨げるという事に疑問視する研究者もいます。
では美白も保ちたいけど、ビタミンDも増やしたいという方は下記のように工夫してみるのはいかがでしょうか?
どこの皮膚でも日にあたればビタミンDを合成するので、顔は日焼け止めを塗るけど他は塗らないで週何回か日光浴をしてみる。
それでも絶対に美白も保ちたいという方は、ビタミンDの合成を阻害しない日焼け止めも販売しています。(SolarD)
そういった商品を使ってみるのも良いかもしれません。
ぜひご自身に合った日光浴でひビタミンDを増やして妊娠力アップしてみませんか。
鍼灸師 斎藤 千代
私たちは2002年に開業以来、子宝に恵まれないカップルをサポートさせていただいております。妊娠し、無事に念願の赤ちゃんを迎えるまで、万全な体制で皆様に満足いただける治療を提供させていただけるよう取り組んでおります。鍼灸および漢方による不妊治療のご相談はお気兼ねなくこちらへご連絡ください。
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