
乾燥生姜。写真で見ると匂いはないので切り干し大根みたいですね。
「生姜は食べるとすぐにカラダが熱くなって、汗もたくさん出て 身体が温まるって感じがする。まさに妊活食材!」特にすり卸した生姜を食べると、本当にたくさんの汗がでます。しかし、みなさん何かお気づきになりましたか?実はこの考え方、妊活中の食事としては少々間違っているのです。
生姜、使いわけていますか?

生姜を食べた時のカラダの変化を考えてみましょう。すり下ろしたものや千切りしたものを料理に使って、食べると、すぐに身体の中が熱くなってきます。そして汗が沢山出ます。
ん?「汗がたくさん出る」?!ということは、熱くなりすぎたカラダから熱を出すという生体反応になりますので、「カラダの内部温度を下げる」ことになります。これは辛味成分のジンゲロンとショウガオールの作用によるものです。「ジンジャー」としてカレーなどのスパイスに用います。つまり「強い刺激を体に与える」と言うことが分かります。
汗をかくほどの刺激は、妊活時はあえて必要ではありません
「汗をかいている」=「身体が温まっている」、確かにそうなのですが、実は、生体の防衛反応として、同時に身体を(急激に)冷やしていることになるのです。そうなると、妊活では、「汗をかかせる食材」を一度に大量摂取することは控えたいところです。
では「生姜は妊活食材ではない」のかといいますと、そうではありません。冒頭の写真にある「乾姜(カンキョウ)」と呼ばれる、いわゆる「乾燥生姜」がそれに該当します。薬膳では「中薬」(いわゆる漢方薬)としても用いられるほどで、血流の改善から体温が底上げされ、四肢の冷えの改善だけでなく、身体の強ばりや臓器の血液循環にも作用することで免疫力も高まる、とされています。
また「ツンッ」とした辛味や香りから、「吐き気止め」や「食欲増進」にも用いられることもあるようです。
妊活時の食事で大切なことは「食材の正しい知識」

参鶏湯。汗をかいてしまったら、シッカリ拭いて、そのあとの冷えに備えましょう。
「汗をかいている」=「身体が温まっている」という落とし穴。
暑い時期には「辛い物を食べて夏バテ対策」と言われますが、「汗をかく熱さ」ではなく「芯からじんわり温かく」を意識してカラダに優しく過ごしてくださいね。また、夏野菜は「夏」という暑さから生体を守るためにカラダを冷やす作用の強い食材が出回ります。生で食べることも時には必要ですが、夏野菜も火を通して、ラタトゥイユなど冷えても美味しく食べられる調理方法を上手に活用し、負担のない食生活を送りましょう。
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