鍼灸治療や漢方を始めて間もない方を治療させていただいていると、妊活についての部分的な知識はお持ちですが、身体全体のメカニズムがどうなっているのか、不透明な方が多くいらっしゃいます。
今回は、そんな方へ改めて妊娠・出産に有利となる身体の基礎知識をお話しさせて頂きたいと思います。
身体には約3兆個の細胞が存在し、代謝(日々壊れては作られ)を繰り返し命を支えています。
細胞がたくさん集まり、脳・内臓などの器官が構成されています。
例えば、心臓は全身へ血液を送り、肺は酸素と二酸化炭素を交換、腎臓は血液をろ過、子宮や卵巣・精巣は子宝【生殖】をつかさどり活躍します。これらの臓器を監督・管理するのが脳【自律神経】となります。
また、各臓器【細胞】へ栄養や酸素を搬入し不要物を搬送回収するのが血液となります。
妊活や出産を考えるときに、子宮・卵巣・精巣・ホルモンなどへ注目が集まりますが、これらは人体の組織の中のほんの一部分です。
来院時、
「卵が取れないので卵巣機能を上げる鍼灸をしてください!」
「内膜が厚くならず困っています!!」
とよく相談を受けますが、身体のメカニズムを考えるとこれらを改善するためには、多くの臓器の協力が必要となります。
妊活や出産に必要!当院にてご提供できるメニュー
① 体温の維持や心臓の力が必要 【あったかブレンド灸】
しっかりと卵巣(精巣)子宮へ血流を送るため、
当院では独自のブレンド灸「あったかブレンド灸」
② 栄養の充実や運動が必要 【プレママプラス】
肺の機能・消化器状態が不十分であれば、血液の中身がスカスカ。
補うための当社オリジナルで開発した妊娠出産「サプリメント」(
③ 自律神経の改善が必要【不妊鍼灸】
これらがしっかりと整い、
また妊娠後、
ここまで説明すると、
すごく大変なことをしなくてはいけないのか?どうしよう!?
と不安になるかと思いますが、安心してください。
我々、鍼灸師はこれらの構造やメカニズムを十分に理解し、更にその方の④体質改善【漢方の適応】までを考慮に入れ、定期的な治療頻度や期間を設定するトレーニングを日々受け臨床へ望んでおります。
時には、自分が想定するよりも多くの治療回数や長い期間が提示され戸惑う方もいますが、身体を変え、妊娠し出産を無事に終えるため、絶対に欠かすことができない最良の治療頻度です。
一人でも多くの方が、無事に子宝に恵まれるよう、
鍼灸師 村松 慎一郎
執筆者紹介
アキュラ鍼灸院鍼灸師 村松 慎一郎
私と鍼灸との出会いは、留学先の北京で生活環境が一変したことからストレス性胃炎で苦しんでいた時期でした。西洋医学では、改善しない日々を過ごし、もどかしさと不安感が強くなって行きました。当時のルームメイトや教授が私に鍼灸治療を受けてみてはどうか?と勧めてくれ、鍼灸漢方治療を受けることになりました。
担当してくれた老中医は自分の現状と原因を直ぐに見抜きストレスにしっかり対応できる体質へと治療。3ヶ月程で胃痛や胃炎は消失し、自分の鍼灸に対する姿勢も変化。帰国後、両親へ無理を言い専門学校へ進み、卒業後は整形外科病院でのリハビリ鍼灸・在宅訪問マッサージでのターミナルケアを中心に鍼灸師としてのキャリアを積み重ねて来ました。
私たちは2002年に開業以来、子宝に恵まれないカップルをサポートさせていただいております。妊娠し、無事に念願の赤ちゃんを迎えるまで、万全な体制で皆様に満足いただける治療を提供させていただけるよう取り組んでおります。鍼灸および漢方による不妊治療のご相談はお気兼ねなくこちらへご連絡ください。
パパママになりたい方に是非お試しいただきたいプレママプラスのサプリメントとお灸で妊娠しやすいからだづくりをサポート。20年の販売実績を誇るアキュラ鍼灸院オリジナルサプリメントです。
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