質問:
「移植や採卵時の鍼灸治療について教えて下さい。」
回答:
採卵や移植の時期はいつもより不安やストレスがかかりますよね。気持ちをのんびり構えようと努力していても、肩から力が抜けずに苦労している人が多いです。
こういう大切な時期だからこそリラックした状態で迎えたいものです。私達にできることは患者様に寄り添い、不安を和らげ、自律神経を整え、血行を良くしていくことです。
卵子の質を良くするには卵巣への血流を良くし、また、自律神経を司っている視床下部の血流を整えることが大切です。
子宮内膜の状態を良くするには子宮への血流を良くし、また、着床しやすいよう免疫寛容な状態に鍼灸でもっていきます。
採卵がうまくいいけば、次いつ戻すのか、それがとても気になるところです。いくら良い卵がいっぱい取れ、グレードの良い受精卵が凍結してあるからといっても、移植してみなければどうなるかはわかりません。
採卵後は内膜の状態を整え、赤ちゃんを迎えいれられる準備を進めます。
移植後はもっとも不安になる時期であるといわれています。
移植するたびに期待し不安な日々を過ごし、そして生理がきたらショックをうけ、大きくため息をつき、気持ちを取り戻して次へと希望を託して進んでいく。不安と不満が溜まりがちなのが、不妊治療だと思っています。長く続けていい治療ではありません。
そんな中で、鍼灸を取り入れることにより、できるだけ治療期間を短縮したり、採卵・移植する回数を減らすことが私達の使命であると考えています。
毎回、患者様のおカラダの状態を拝見させていただき、その時々にあった治療をさせていただきます。冷え症、肩こり、腰痛、頭痛、生理痛などがあれば、まずそういう不定愁訴を取り除き、カラダの基礎を作ります。次に自律神経を調整し、ホルモンバランスを整え、妊娠しやすいカラダ作りをしていきます。
西洋医学では、一見なんの問題がなくても東洋医学的にお体を拝見すると体を整える必要が方がいます。
はりやお灸を怖がる人もいると思いますが、当院ではそんな人でも安心して気持ち良く治療を受けていただけるよう心がけています。
アキュラ鍼灸院 院長 徐 大兼
『ココロもカラダも温める』をテーマに、妊活するすべての人へメッセージを発信しています。
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