ついこの間まで暑かったはずなのに、気づいたらもう11月なんですね!
そして、こんな話してると、すぐにお正月がやってきますw
ちなみに来年は酉年です
さてさて今日は、 フーナーテスト(性交後試験、ヒューナーテスト) についてのお話です。
妊活の第一歩ともいえるとっても大切な検査なんです。
どんな検査なのか?ぜひご一読を★

何のための検査?
タイミング法で妊娠可能かどうかの指標のひとつです。
性交後の頸管粘液を採取し、含まれている精子の数や運動しているか否かなどをチェックします。
いつするの?
「そろそろ子供欲しいな…」そう思ったら、まずはしましょう。
→他にもあります、最初にしたほうがいい検査
子宮卵管造影検査、卵管通気・通水検査
こちらもご参考に★子宮卵管造影と通水検査の違いを教えてください
具体的な検査のタイミングは?
排卵前に性交 → その後6~12時間の間にクリニックで検査します。
どんなことをするの?
1.クリニックにて膣内粘液・子宮頚管粘液・子宮内液などを採取
注射器のようなもので採取します。
ほとんど痛みはないのでご安心を。
2.顕微鏡(x400倍)で採取した液を観察し、精子の数や状態などをチェック
優 15個以上
良 10~14個
可 5~9個
不良 4個以下
結果が不良だったら?
まずは慌てずに。
フーナーテストは、体調などにより結果が大きく左右されますので、何度か検査を。
それでもやはり「不良」ということであれば、以下のような原因が考えられます。
・子宮頚管粘液の分泌が少ない
頸管粘液不足については、こちらをどうぞ
おりものの大切さ★★頚管粘液分泌不全について★★
・精子の量が少ない、元気がない
・抗精子抗体が陽性
抗精子抗体については、またの機会に解説させていただきますね★
原因の改善を図れば、タイミング法で妊娠可能です。
AIH(人工授精)に切り替える、というのも手段のひとつです。
抗精子抗体が陽性の場合には、体外受精も視野に入れたほうが良いかもしれません。
検査はいくらくらい?
保険が適用される一般不妊治療のひとつで、患者負担は数百円程度です。
「性交後12時間以内」という時間制限はあるものの、痛みや費用の面からすると
割と早めに着手しやすい検査のひとつです。
妊活スタート=まずはタイミング法でしばらく様子を見てから…と考えがちですが、
無意味な時間を過ごさないためにも、タイミング法で妊娠できるのどうか、
早めのチェックがおすすめです
鍼灸師 平井 香菜
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