夏場も終盤に差し掛かり少し暑さも和らいできたこの頃ですが、東京では熱暑の日が不意にあったりスコールのような雨の時がありますね。
ここでも妊活に置いて気を付けたいのが寒暖差といった外的要因や心因的要因における自律神経の乱れと冷えです。
毎日たくさんの患者様がいらっしゃいますが、足元や首元、お腹が冷えてる方が見受けられます。
外的要因としては会社、電車、カフェなどの冷房、心的要因としてはストレスで冷えてしまう事が多いです。
自律神経の働きとして暑い時は副交感神経が作用し、血管を拡張させ発汗を促して体の熱を放出します。
寒い時は交感神経が作用し血管を収縮させ、発汗を抑制し体温の下がりすぎを抑えます。
以上のことからも自律神経の乱れ、特にストレス、交感神経亢進による冷えは血流を悪くし子宮、卵巣といった主要機関に栄養を届きにくくしてしまい、また血流に乗って卵胞、子宮内膜の育成の為のホルモンも作用しにくくなってしまいます。
妊活に必要とされるのは副交感神経優位とされる状態が好ましいと考えられますね。(妊活における副交感神経の必要性については→こちらの記事をご覧ください)
さてここからはいつでもどこでもできる屈伸、つま先立ちをすることで妊活力を整えてみましょう。
バレエで言うところのプリエ(屈伸)、つま先立ち(ルルベ)といったエクササイズです。
①まずはつま先を少しハの字にして立ち、お尻を締めてお腹が出ないようにし、胸を開いて目線は真っ直ぐもしくは少し上向き、天地に対して真っ直ぐ立つようにします。
焦らずひとつずつ整えていきます。
これだけでも姿勢と共に自律神経も整い目線が上がり前向きな気持ちになれます。
妊活には前向きな気持ちがとても大切ですね。
②その上半身の姿勢をキープしたまま、行けるところまでで結構ですので膝とつま先を同じ方向に向け2〜3秒かけて屈伸していきます。
このときのコツはお尻が出ないようにすることです。
(行けそうな方は下まで降りてみてください)
③そこからまた2から3秒かけて元の姿勢に戻ります。
この時にはお尻をキュッと締めましょう。
そうすることで骨盤底筋群がしっかり鍛えられ骨盤内の血流 up が望めます。
④さて次は元の位置からつま先立ちをやはり2秒〜3秒かけて伸び上がるように行っていきます。
ここでのコツは指先をしっかり使う事です。
ふくらはぎやお腹の筋肉にしっかり作用し血流を良くする事が望めます。
⑤しっかり伸びきったら同じペースで2〜3秒かけて元の位置に戻ります。
これを5〜10セット繰り返して見ましょう。
時間をかけなくても順序良く体を動かすことで血流を促進させ身体を温めることができ、姿勢も整うので自律神経のバランス整わせる効果が期待できます。
まだまだ暑い日が続きそうです。
昨今では天候も変わりやすく環境のバランスの悪さが目立ちます。
この不安定さに流されてしまうと妊活力としても中々整いません。
運動をするにも暑くて外だと難しい場合もありますね。
僅かな時間にでもこまめに身体を整える事で、妊活に向けてのバランスを整えてみてはいかがでしょうか?
鍼灸師 戸田 信太郎
よろしければ過去の記事も参考にしてください。
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