【Q&A】鍼灸と漢方の併用について

妊活応援ブログ | 不妊鍼灸治療のアキュラ鍼灸院
1年以上、当帰芍薬散の煎じ薬を服用しているのですが、月経痛は少し改善したくらいで、気になる冷えや月経前・中・後のひどい片頭痛とめまいが改善されません。不妊治療も並行して受けているのですが、まだ妊娠に至らないため薬を変えた方が良いのか、鍼と併用したほうがいいのかで悩んでいます。

漢方は本来「証」を立て、それに基づいて処方されるものです。

現在では本来の「証」ではなくお薬と同じように処方されることにより、でたらめな処方になってしまうことがシバシあります。

よって、一年以上服用して症状が改善されないのであれば処方があったいない可能性がありますので、一度相談したほうがよさそうですね。またはセカンドオピニオンを他の先生からもらうことをお勧めしたいと思います。

さて、鍼灸との併用ですが、東洋医学とは本来生薬(漢方薬)と鍼灸治療がセットになっているのが普通です。世界どこをみても、漢方と鍼灸の免許が別々になっているのは例を見ません。日本だけ特有な制度です。

したがって、鍼灸治療と漢方を一緒に併用することは本来一番望まし形です。

ただし、漢方は正しい漢方についての知識を積んだ医師・薬剤師に出しもらうのは一番良いでしょう。最近では医学部で東洋医学についての講義が増えましたが、西洋諸国とくらべるとまだまだ少ないように思いますし、薬と同じように傷病名に対しての処方のされかたは本来の漢方の処方のされかたとまったく違いますので効果がないことがあります。

参考になったのであれば幸いです。

アキュラ鍼灸院 院長 徐 大兼

 

執筆者紹介

アキュラ鍼灸院院長 徐 大兼(じょう たいけん)
院長 徐 大兼

プロフィール

アキュラ鍼灸院院長 徐 大兼(じょう たいけん)

妊活は、時間との闘いでもあります。その大切な時間を一秒たりとも無駄にしたくないと私たちは考えています。妊娠する能力を高め、より早く結果を出すことをお手伝いすることが私たちのミッションです。

不妊鍼灸でお腹の凝りをほぐし、子宮・卵巣本来の力を引き出します。また、身体の不調と自律神経を整え、卵巣への血流を促進し、卵巣機能改善サポートを行います。

不妊治療中の不安をお聞きしながら、「妊娠しやすい身体」になるため、全力でサポートします。

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