春を快適に過ごすポイントは「肝」を養う事!

東洋医学

4月下旬になり、東京では気温湿度ともに上昇してきました。
冬より過ごしやすいけど・・“身体が重い、なんだか眠い、気分が憂鬱”となっている方も多いのではないでしょうか。

東洋医学で「春」は「肝」と深く関係します。「春」とは万物が伸びやかに育つ時期。その為、「肝」も伸びやかな状態が一番活動しやすく、ストレスに弱いのが特徴です。東洋で「肝」は「疏泄(そせつ)をつかさどる」といわれています。

「疏泄(そせつ)をつかさどる」とは・・?

気(エネルギー)には昇・降・出・入の流れがありますが、この気の動きや流れをバランスよく調節しているのが肝の特徴です。

肝のこの気流モーターの機能があるからこそ、血液は流れ、胃腸(脾胃)の働きも安定し、感情(精神)も安定することができます。

この気流モーターがうまく働かないと、気の流れを停滞させた「気滞・気鬱」という状態が起きてしまい、あらゆる所で身体の機能失調を起こしていきます。

この気流モーターが、故障してしまいやすい時期こそ「春」です!

“気分が憂鬱”や”怒りやすく、イライラする”といった感情の乱れも、「肝」の機能失調からきているかもしれません。

☆春の時期におススメの食材
金針菜・フキ・タケノコ・グリーンピース・レバー

★イライラしやすい方向けの食材
苦味・・ニガウリ・ゴーヤ・ゴボウ・ギンナン

酸味・・レモン・梅・黒酢

また、花類(ジャスミン・ミント・菜の花)をお茶にして飲むのもおススメです。
気の流れをスムーズにしてくれる作用がありますよ。

暖かくなった「春」の時期を、快適に過ごしていきましょうね。

鍼灸師 中村 早耶香

東洋医学

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