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つわりのなぜ?(1)

ごはんが炊ける匂いを嗅ぐと気持ち悪くなります…
フライドポテトだけはおいしく感じるんです、ジャンクだと分かってるのに…
喉が渇くのに水を飲んだら気持ち悪くなるんですよね…
最近便秘気味です…妊娠できたと喜んだのもつかの間、なんでこんなことが起きるのでしょう?

訴えは人により異なりますが、上記は全てつわりに悩む患者様からのお声です。
知られているようで意外と知られていない「つわりのなぜ?」
その裏にはものすごいメカニズムがありそうです。

「つわりはなぜ起こる?」
つわり症状のひどい方はhCG(ヒト絨毛性ゴナドトロピン)やエストロゲン値が高い傾向にあります。
またhCG値が急激に増加し妊娠10~12週でピークを迎えるのとつわりの時期が呼応していることから、つわりとhCGやエストロゲン、プロゲステロンとの関連性が示唆されます。
急激に増えるホルモンが嘔吐中枢を刺激する、という説もあります。
しかし気持ち悪い・食べられない、だけでなく、食べれば落ち着く、つわりを経験せずに済んだ、

という方もいらっしゃり、全ての説明はつけにくいですね。

「つわりと電解質(イオン)」
妊娠中は様々な変化が急激に体内で起こっています。

それに伴う電解質(イオン)バランスの変化を知ることでつわり症状の殆どが説明できてしまうとしたら

どうでしょうか?
とくにかかわりがあるとされるのがマグネシウム、カリウム、ナトリウム、塩素。

「マグネシウム」
マグネシウムの働きはとても幅広く、300~350種類以上の酵素にたいして補酵素として働く、

栄養素の合成・分解過程のほか遺伝情報の発現や神経伝達などに関与、

その他筋収縮の制御、血圧降下、抗血栓作用など枚挙にいとまがありません。
マグネシウムが不足すると筋肉のけいれん、不整脈がおこったり、長期的にはインスリン抵抗性が高くなり糖尿病にかかる可能性があることが示唆されています。

またインスリン抵抗性の高さは不妊の原因のひとつと考えられています。

「妊娠とマグネシウム」

妊婦さんの体内においてマグネシウムは胎児・胎盤の成長や子宮筋収縮の予防に必要とされ、また

中枢神経に優先的に取り込まれます。さらにインスリン抵抗性の軽減にも役立ちます。
このような理由から妊娠初期には細胞内に大量のマグネシウムが取り込まれます。
一方、体内ではマグネシウムとカルシウムは拮抗し合っているため マグネシウムの細胞内への取り込みにより血清中の量が減少、比率的にカルシウムが優位な「高カルシウム血症」のような状態となりやすいのだそう。
その結果、腸の蠕動運動抑制→胃液分泌亢進→つわりという構図が生まれるしくみ。
蠕動運動が落ちるということは便秘にもつながりますね。
また妊娠高血圧症候群の方においてもマグネシウムが不足しているとの報告があるそうです。

 

「対策:予防編」

血中のマグネシウムは妊娠初期から急激に低下するため、日ごろからマグネシウムを豊富に含む

食物を摂取することはつわり予防の有効な手段と言えそうです。
マグネシウムは原食材、具体的には豆類、種実類、海藻類、野菜、魚介類、精製していない穀類、

イモ類などに多く含まれます。(よく耳にする「まごわやさしい」、の食事法そのものです)
逆に加工食品には乏しく、食品添加物の中にはミネラル類を排出させてしまうものもあるため注意が

必要です。
上記の拮抗作用の理由により、胎児のためにカルシウムを摂取しようとつわりのあるときに無理して

牛乳を飲む必要はありません。

マグネシウム不足だけがつわりの原因とは言えませんが、妊娠(不妊)、妊娠維持、胎児の発育、健康寿命と生命に深くかかわるマグネシウム。 一般的な日本人は推奨量に対し65%程度しか取れていないというレポートもあるほど、年々摂取量が減っています。
食生活の改善だけでは困難と感じたら、良質なサプリメントで補いながらつわりと上手に付き合っていけるお体づくりをしていきませんか?

つわりのメカニズムを知ることで、少しでも不安感が軽減できますように。

次の機会にはその他のイオン類とつわりの関連、つわりの最中のケアについてお伝えできればと思います。

鍼灸師

鈴木麻希子

当院では厳選された原材料を使用した独自開発の妊活専用サプリメント「Premamaplus」をご用意しております。不妊治療・つわりケアとともにお気軽にお問い合わせください。

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