
当院には主婦の方々のみでなく、ご勤務をされている方も多くいらっしゃいます。
今回はお仕事と不妊治療の両立についてスポットを当ててみたいと思います
不妊治療を行うために今まで頑張って続けてこられたお仕事を辞めざるを得ないとお考えの方、不妊治療を行っていることを働いている会社に伝えたいけれど個人的には伝えられずにいる方もいらっしゃるのではないでしょうか?
皆さまそれぞれのお考えやご事情があるので一概には言えませんが・・・
そんな時に活用できるツールをご紹介します
厚生労働省が国の政策の一つとして平成29年度より実施している『 不妊治療連絡カード 』です。
https://www.mhlw.go.jp/bunya/koyoukintou/pamphlet/dl/30b.pdf
厚生労働省の調査によると、不妊治療を行う夫婦は年々増加しているにもかかわらず
企業側は、
実際に不妊治療を行っている社員を把握できていない
不妊治療がどのようなスケジュールで進んでいくのか知らない
患者の身体にどのような負担があるかについて企業側の理解がまだまだ進んでおらず
対応の準備が整っていない
上記のようなケースも多いようです。
そのため、要望があれば受け入れたい気持ちは持っているが知識自体がまだないために
どのような支援が必要なのか分からずにいる企業も中にはあります。
不妊治療連絡カードの記載事項には
治療の実施(予定)期間や特に配慮が必要なこと等があり、
治療を行っている病院やクリニックにプリントアウトした書類(たった1枚)を持参すれば医師が治療のために必要な時間や期間を証明してくれます。
厳密ではありませんが分かりやすく言うと医療機関の医師が患者に代わって書面を通して企業に伝えてくれるというようなイメージです。
不妊治療連絡カードについて
お勤めの企業でまだ周知されていなかったり、普及にご興味のある方は下記URLにある厚生労働省のリーフレットをご参照ください。
https://www.mhlw.go.jp/bunya/
また、アキュラ鍼灸院でもお仕事と妊活の両立をサポートさせていただけるツールとして渋谷区内でも数少ない、平日8時からの早朝診療を行っています
通常は約1時間の治療時間を設けさせて頂いておりますが、出社時刻に間に合うように院を出たい場合などその旨をお伝えいただければご希望の時間内での治療メニューを組ませていただくことも可能です。
仕事は収入を得るための手段だけでなく、他の誰かや何かに貢献できる生きがいであり自分をイキイキと輝かせてくれるものでもあると私は思っています。
赤ちゃんを授かりたいという想いを目前にするとフルパワーで続ける…
という訳にはいかないかもしれませんが、お仕事も妊活も両立できる環境を作れたなら…
それはとても素敵なことですね。
そして、
アキュラの鍼灸治療で私たちにもそのお手伝いをさせていただけたら、幸いです
鍼灸師
横溝 唯
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