乳がん検査、受けていますか? 8.1ミリの「しこり」が…!?

妊活応援ブログ

梅雨が去ったかと思いきや台風や豪雨、そして真夏日…。
お身体にとっては過酷な気候が続きますがみなさまいかがお過ごしでしょうか?

先日、久しぶりに会った40歳代の友人から「乳がん検査で、しこりが見つかり…不安だった!」という話を伺いました。

結論からいいますと、その友人は組織検査までされ良性の組織だとわかったのですが、

良性だとわかるまでに半年以上かかり、「いま考えたら、こうしたほうが良かったのかも…」ということや検査費用の一部が、加入していた保険でカバーできたという話も伺いましたので何かのお役に立てればという願いから概要をシェアしたいと思います。

お急ぎの方は、下記【まとめ】からお読みください。
尚、友人には概要をブログに記すことの許可を得ています。

友人のケイコ(仮名)は、40歳以上の女性を対象とした区の無料検診で、マンモグラフィー、視触診を経て右乳房に4ミリ前後のしこりが見つかったのが今年の1月。

その読影をした、区が勧める地元クリニックに駆け込むと、再度そのクリニックでマンモグラフィー、視触診、エコーを行い「悪性だったら、どんどん育つから経過観察をしてみて、2ヶ月後に再検査しましょう」と医師に言われ、不安を抱きつつ、2ヶ月後に再検査を受けると、エコーで6ミリに…汗。

そのとき初めて、「5ミリ以上が組織検査の対象になるけれど、このクリニックでは詳しく調べる設備がないのでもう少し大きい病院を紹介しますよ」と、医師。

とてもいい技師さんがいるということで、提携病院に紹介状を書いてもらいました。がしかし、人気のクリニックということで

検査の予約は、一番早くて2ヶ月後ということ…。
この時点ですでに4ヶ月が経過しており

別の病院にする選択肢もあったのですが、「情報は伝えておきます」ということで余計な手間がかからずに済むかと思い、カルテ情報などを提携病院のK院に提出するという同意書にサインをし、提携病院にお世話になることに決め待つこと2ヶ月…。

ついにその日が来て、組織の検査を受けれらると思いきや、看護師さんから「しこりのある乳房は右ですか?左ですか?マンモグラフィーとエコーを行ないますね」と、全くご存知ないような質問を受け、少々困惑。

慌ててケイコ「地元のクリニックから、カルテ情報がそちらに行っていると思いますが…?」

「文書は来ていますが、画像は来ていませんのでもう一度お願いします。当院で最新の状態を調べることも大事ですので」と看護師さん。

最新の状態は知りたいので納得してエコーを受けることに。

エコー室で看護師さん「エコーの機械も、S社製、G社製、T社製といろいろあって、見え方もぜんぜん違うんですよー」など教えていただきながら丁寧に見てもらったところ、以前のしこりが8.1ミリになっているということがわかりました。

ただ、この画像をみたK院の医師の見立てによると、「悪性ではない可能性があるので、あと2、3ヶ月様子をみてから検査をしてもいいですよ?どうしますか?」と言われました。

さらに2、3ヶ月不安な日々を過ごすことや、もし悪性だった場合に早く治療を始められることを考えて、検査の予約を入れました。

一週間後、いよいよ針生検の日

マンモトーム生検 という方法です。

(費用は3割負担で2万円前後。ただし病理検査やバストバンドは別途)

乳がん検査、受けていますか?

(手前:電動歯ブラシを大きくしたような形です、先端から組織を吸入します)

乳がん検査、受けていますか?

参考情報:1996年にアメリカでマンモトームシステムを発売後、

世界で約3500施設、約130万例に、日本でも約100施設、約10,000例で使用されています。
超音波専用のハンディタイプに加え、マンモグラフィー用STマンモトームを用いることで、

マンモグラフィーでしか写らない非常に小さな病変から、超音波で写るしこりのような病変まで

幅広い病変に対応できるようになり、全国のより多くの施設で使用されることが期待されている。

——————-

あらかじめガイダンスは受けていたとはいえ、部分麻酔して乳房にメスを入れ、組織を取るための針を刺入し吸引するという方法です。

痛みは少なくても、組織を吸引するときの「キュイィィーン…」という電動音と、パチンコ玉くらいの組織を吸うのに、何度も何度もその音が響き渡り「そんなに取るの?!」という気持ちになります。

2週間後、結果を聞きに来院すると、

良性です。乳腺が萎縮したものだと思われます」

ホッと胸をなでおろすものの、この時7月。1月にしこりが見つかってから6ヶ月。
長く感じたケイコでした。

目次

まとめ

検査費用の一部に関しては、K病院で受けたマンモトーム生検が、「乳腺腫瘍画像ガイド下吸引術(一連につき)マンモグラフィー又は超音波装置によるもの」という内容で、受付の医療事務に問い合わせたところこれに対応するコード番号がK-474-3 (6240点)でした。

加入している保険の種類・内容によりますが、今回は保険会社からは、「このコードであれば補償対象に該当する」とのことでした。

 「良性」の結論を得るまでに全部でマンモグラフィー3回、エコー5回受けたことになり、6ヶ月の期間を要しました。

悪性であれば、それだけ治療の着手が遅れることになります。

区の検診で再検査の結果が出た時点で、組織検査(針生検)の設備をもつ乳腺科の病院に直接行けたとしたら、地元のクリニックで経た経過(2ヶ月の経過観察、マンモグラフィー一回、エコー二回)がスキップできるのではないか?と思いました。

ただ、K病院へ繋げてくれたのも地元クリニックによる紹介なので一概に良し悪しを問うことはできませんが。

まだ乳がん検査を受けたことのない方へ

「マンモグラフィーは痛いから嫌!」といって敬遠される方も多くいらっしゃると思いますが、早期発見できた場合は、処置も軽く済みますし予後も良いことが多いです。

不妊治療される前に、乳房のチェック(検査)も大事だと思います。

どうぞ、ご自身のお身体に興味をもって、積極的にケアされてください。

なお、乳房のセルフチェック方法 については←こちらをごらんください。

鍼灸治療は、オペ後の術痕や、組織を回復させるのを早めます。

どうぞ日ごろのケアに、アキュラにお寄りくださいませ。
お待ちしております。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。

鍼灸師 眞志喜 真紀

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