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卵巣から分泌されるホルモンとその基礎知識について

皆さんこんにちは。
今回は、卵巣から分泌される女性ホルモンについてのお話をさせて頂きます。

卵巣から分泌される女性ホルモンにはエストロゲンプロゲステロの2種類があります。どちらも妊娠のプロセスにおいて、絶対に欠かすことができないホルモンです。

エストロゲン
エストロゲンは卵胞ホルモンとも呼ばれ、主に卵胞の顆粒膜細胞という場所で作られます。女性らしい丸みを帯びた体を作るために必要なホルモンです。

このエストロゲンが、月経周期において成長した卵胞から分泌されることによって子宮内膜が増え、厚くなります。すなわち、エストロゲンは受精卵のためのベッドを作ってくれるのです。

プロゲステロン
プロゲステロンは黄体ホルモンとも呼ばれ、主に排卵後の卵胞が変化した黄体から分泌されるホルモンです。

このプロゲステロンの働きにより、排卵後に基礎体温が上昇します。また、エストロゲンが受精卵のためのベッドを作ってくれた後に、プロゲステロンが作用することによって、子宮内膜を着床に適した状態にしてくれます。

プロゲステロンが受精卵を受け入れるためにベッドをふかふかにしてくれるのです。

通常の月経周期ですと新しいベッドを作るためエストロゲンとプロゲステロンは減少し内膜は剥がれ体外に排出されますが、

妊娠が成立すると、本来は白体となり役目を終えるはずの黄体は、妊娠黄体へと変化し妊娠を維持するためプロゲステロンを生産し続けてくれます。

この様に、エストロゲンとプロゲステロンのどちらも妊娠において大変重要な役割を担っています。

ホルモンの語源は、「刺激する」「呼び覚ますといった意味のギリシャ語から来ていると言われています。

そんなホルモンは、体内のバランスを維持するため、ごくごく微量しか分泌されません。

微量と言うとイメージしにくいかもしれませんが、上記のエストロゲンやプロゲステロンの検査に用いられる単位は、それぞれpg/mlng/mlとなっており、pg/ml、ng/mlは共に液体1mL中の物質の重さ〈pgは10億分の1g、ngが1兆分の1g〉という非常に小さい値を示しているのです。

 

こんな少ない量のホルモンが妊娠に影響を与えているなんて人間の身体ってとても神秘的ですよね。

ホルモンは少量で大きな作用をもたらす為、そのバランスが非常に大切です。

多くても少なくても諸種の問題の原因となります。

・子宮内膜症

・子宮筋腫

・子宮腺筋症

これらの婦人科疾患は、エストロゲン依存性疾患とも呼ばれ、エストロゲンが過剰に作用することにより発症すると言われています。内科的な治療法としては、あえて一時的な閉経状態を作り出す「偽閉経療法」が用いられます。

その他にも、エストロゲンの過剰は子宮体部がん乳がんのリスクも増加させる危険性も持っているのです。

この様に書くと、エストロゲンがまるで悪者のように思えてきますが、エストロゲンは妊娠に必要不可欠なのはもちろん、女性の美しさを保ち骨吸収抑制作用抗酸化作用など妊娠以外にも身体にとって大事なホルモンです。

また、エストロゲンは低下してしまっても、いわゆる「更年期障害」を引き起こします。

更年期障害の詳細に関しましては下記のリンクをご覧ください。

周囲の理解も必要!更年期障害について

この様にエストロゲンは様々な疾患と関連します。

一方のプロゲステロンは、あくまで妊娠に関係するホルモンです。

プロゲステロンの増減によって妊娠に関して以外は何らかの疾患の原因となることはありません。ただし、プロゲステロンが正常に分泌されなければ、エストロゲンとプロゲステロンの2つのホルモンの拮抗作用に問題が生じ、エストロゲンは暴走してしまいます。

ホルモンは、身体に影響すると同時にホルモン同士でも影響を与え合っているのです。

お身体の不調は、そんな繊細なホルモンのバランスを崩し妊活の妨げとなるだけでなく、様々な病を引き起こしています。

アキュラ鍼灸院は、妊活しやすい身体づくりのために患者様の健康を全力でサポートさせて頂きます。

鍼灸師 星合 亜紀

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