こんにちは。
空が暗くなるのも早くなってきてしまいましたね!
すでに夏が恋しいです!!
今回は『卵子提供』の方法についてお話しします。
早発閉経や卵巣をとってしまったことで、卵子が作れない。
体外受精を何度もトライしているが妊娠しない。
・・・・それでも諦めきれない
そんな方へ唯一挙児を得る方法として卵子提供は有効な不妊治療の一つです。
卵子提供を受けるには
①JISART認定施設で治療をする
→JISART(日本生殖補助医療標準化機関)のガイドラインに適応であれば
卵子提供施設(全国31施設)での治療が受けられます。
例えば・・・・
東京には6施設。
・卵子が存在しない場合
・26回以上の夫婦間体外受精(採卵)によっても妊娠または出産に至らず、
その原因が卵子にあり、今後妊娠の可能性が極めて低いと医師が判断した場合
・妻が重篤な遺伝性疾患の保因者または患者で、
着床・出生前検査および妊娠中絶を望まない場合
ただし、加齢により妊娠できない夫婦でないことを必要とする。
この点の具体的な判定は医師の裁量によるが、妻の年齢が 50 歳程度であることを目安として
判断する。また、夫婦の健康状態、精神的な安定度、経済的状況など、生まれてくる子どもを
安定して養育していくことができると認められる夫婦であることを必要とする。
ちなみに提供者の条件もあります。
→既に子のいる、原則として 35 歳未満の成人とする。
卵子の提供は同一人物から採卵が3回以内でなくてはならないそうです。
また、同一人物から提供された精子・卵子による生殖補助医療を受けた人が出産した子の数が
5 人に達していないこと。
②国外での卵子提供
→JISARTで適応にならなかった場合などの理由があると国外で治療が受けられます。
日本人が卵子提供を受ける主要国TOP3は、台湾・タイ・アメリカの3カ国です。
ただ国外の卵子提供は日本のように細かくないようです。
また、提供者の条件も日本とちがって年齢のみの指定があるようです。
国内での条件は厳しいものの、
妊娠した時のことをしっかりと考えられている結果だと私は思います。
また実際に海外で卵子提供を受けて妊娠報告があがった例もあります。
卵子提供を考えている方のお悩みもお聞きできますので、遠慮なくお尋ねください。
次回は卵子提供の流れと費用に関してお話しできればと思います。
参考文献
鍼灸師 梅田菜緒
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