当院へ通院されている患者様に共通していことをまとめてみました。
1)就寝時間が深夜12時を過ぎている
2)睡眠時間が7時間以下
3)運動不足(週に1回~2回程度しか運動していない)
4)過食、偏食、甘いものの食べすぎ
5)色々なプチ不調を抱えている(手足の冷え、頭痛、倦怠感、慢性疲労、肩こり、腰痛、生理通、食欲不振、食欲過剰、などなど)
ほとんどの方が自分のカラダのケアについて無頓着、もしくは分かってはいるがそれに対してなにもしていない、できていない状態です。
■妊娠しやすいカラダ作りを求めて来院する女性へのアドバイス
まず健康なライフスタイルを送ることが大切です。最近の女性は働き過ぎまたは不摂生による様々なプチ不調(頭痛がする、生理痛がひどい、手足が冷えるなど)が多いようです。
妊娠するためには新しい生命を迎え入れる準備として人間の基本であるの5つが大事です。
〇十分な睡眠
〇規則正しい生活
〇バランスの取れた食事
〇適度な運動
〇ストレスを緩和する生活
誰でも分かっているけどなかなかできないことが多いと思いますが、基本を実行していただくと色々なプチ不調が少しずつ良くなって行くのを体感できるので、継続して続けていただきたいと思います。
また高度生殖医療を受ける際、上記基本を一定期間守り、カラダつくりを優先することにより、より少ない移植回数・より短期間で妊娠・出産にいたることを目の当たりにしてます。健康を度外視した不妊治療ほど妊娠を遠ざけるものはありません。
できる限り早く妊娠することを最優先に選択する場合、ある意味でお金に糸目はつけい、、、、といった方向で進んでしまいがちです。高度生殖医療は高額です。ドクターからも年齢的に、、、ということを理由に若いうちにできるだけ早く、妊娠するのがベスト、、、が主流になってます。そこに今より自分の生命力を上げる、より健康な体になる、、、もしくはなってからより高度な治療へ進む、、、、といった時間的・精神的・体力的な余裕がないことは少なくありません。
東洋医学ではまず一人一人のもった生命力を最大限上げることを目的としてます。なぜなら、本来妊娠とは健康な女性がするものであって、ヘロヘロに疲れ切った女性(プチ不調がいっぱいある女性)がするものではないと考えるからです。そして、妊娠とは自分のカラダを余裕をもって維持でき、なおかつ新しい命を迎え入れる余裕があるからこそ女性が授かるオプション機能と考えてます。子供は天からの授かりものですが、このオプ ション機能のスイッチをオンにするかオフにするかは本人次第です。健康的な生活習慣・ライフスタイルを励行した女性に授与されるオプション機能と考えてます。
是非心身の健康を最優先に考え、妊娠しやすいカラダ作りに取り組んでいただければと思います。
よろしければ下記も参考にしてください。
1)不妊鍼灸師が教える40歳からの妊活
2)誰も教えてくれない妊娠・出産に大切なこと
アキュラ鍼灸院
院長 徐 大兼
コメント