タイミング法について 〜病院に行こう!〜

妊活応援ブログ

皆さま、こんにちは。
今日のテーマはタイミング法について。
その中でも病院で受けるタイミング法に重点を置いてお話ししたいと思います。

また、ご自分でタイミングを取るための具体的な方法はこちらをご覧ください。当院長から詳細に説明した記事になります!

妊娠しやすい時期と正しいタイミング法について
https://allabout.co.jp/gm/gc/456698/

赤ちゃんって欲しいと思うと意外とできないもの。
これからどうしよう、病院に行こうかしらとお悩みの皆様。不妊治療の第一歩、タイミング法について今日は一緒に学びましょう!

●タイミング法とは?

排卵日を予測し、それに合わせて夫婦生活を持つ方法です。
病院に行き一通りの検査をした後、以下の条件に当てはまる場合第一選択肢としてタイミング法を勧められます。

奥様の年齢が若い(目安は35歳未満)
結婚してそれほど年数が経っていない
精子の状態が良好
卵管が両方とも通っている
できるだけ自然に妊娠したい

ちなみに不妊治療には大別して一般不妊治療と高度生殖医療(ART:生殖補助技術)があります。
一般不妊治療とはタイミング法、人工授精の2種類です。全不妊治療患者の半数がどちらかで妊娠しています。
意外と高い確率だと思いませんか?

●排卵日を予測するには?

タイミング法では最も大切なのが「排卵日の予測」。
以下のような方法で知ることができます。

①基礎体温をつける②排卵検査薬の使用③病院でホルモン検査、超音波検査④おりものの量と質⑤子宮頸部の位置

①②④⑤、こちらはご自分でできる方法です。前述の当院院長のリンクでご確認下さい!とても実践的な内容です。

今回は
③病院でホルモン検査、超音波検査を行ってタイミングをとるケースについてご説明します。

病院での排卵検査の特徴は、
◯血液検査のホルモンの数値
◯超音波エコーによる成熟卵胞測定
この2点で個人で検査するよりも正確な排卵日予測が可能になることです。

特に卵胞は直径18~22mmほどになると排卵するため、病院で観察をしてもらうことでより正確に期間を絞り込むことができます。

また、薬剤でカバーできる原因が見つかった場合には投薬治療も行われます。

例えば、月経周期が不規則なことから排卵日がわからないときなどは、排卵誘発剤を併用することで排卵のタイミングを整え、確率を高めるなどの方法もあるのです。

金額ですが問診、超音波検査、血液検査、排卵チェックなどで
約3000円~1万5000円

(こちらは目安です。金額は施設によって異なります。)
タイミング法は保険適応ですが、
排卵日を予測するための超音波検査の回数や排卵誘発剤の種類や量などによって、費用が変わります。また排卵障害と診断されたうえでの治療になると、投薬や超音波検査も保険適用になることもあります。

●タイミング法のメリットデメリット

メリット:
費用や体の負担が少なくて済むこと。
比較として、人工授精は保険適用になることもあり
一回当たり15000~30000円。(病院によります。)
体外受精は一部公的補助もあるものの、一回当たり30万円以上と大変高額です。
デメリット:
日を指定されての夫婦生活はつらいもの。そのプレッシャーがパートナーとの関係をギクシャクさせることも少なくありません。

●次のステップを考える時期について

タイミング法で妊娠する場合、5周期目までで約90%の方が妊娠します。期間としては半年程度です。
健康な若いカップルも1周期あたりの妊娠確率20%程度なのでそれとほぼ同じ数値と言えます。
それ以降は回を重ねても妊娠する可能性が低いため、人工受精や体外受精への移行が検討されることが多いです。

●終わりに

いかがでしょうか。

排卵日は様々な方法で予測可能です。しかしその正確な時間まではわからないので排卵予定日前に複数回のタイミングを取りましょう!
日にちの数え方など不安なことがあれば、当院スタッフまでお尋ねくださいね。

排卵も妊娠も気持やメンタルの影響が大きいもの。
パートナーとはお空にいるお二人の赤ちゃんが今すぐ降りてきたい、と思うような仲睦まじい関係でありたいものです。

そしてもし自己流タイミングで結果が出ずお悩みでしたら、まずは病院での検査を受けましょう!
原因を知ることは怖いことではありますが、
それを放置して時間が経つのはもっと怖いことだと、思いませんか?

鍼灸師 村越 麻紀子

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