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卵子はどうやって育っていくの?

精子と卵子が出会い、受精卵となって成長していくことは、みなさんよくおわかりだと思います。

でも卵子が精子と出会う前に、どのように育っていくのかを知っていますかはてなマーク

卵子もひとつの細胞なのです。
よって女性の体の中にポンッと出てくるようなものではありませんビックリマーク
体の中で子供の卵子から、精子と出会うために大人の卵子へと成長していくのです。

人間の染色体は通常23対(46本)です。
23本の染色体をもった精子と、もう半分の23本の染色体をもった卵子がくっつくことで、元の46本“受精卵”になります。

ということは、卵子は成長していく過程で、染色体の数を半分にしなければなりません。
ここで、知っておきたいことは、染色体をどうやって半分にしていくかということです。

その方法として「減数分裂」があります。
この分裂は全身で起きている上皮や筋肉などの増殖の仕方とは違い、生殖細胞に“特別にみられる分裂”です。

通常は、染色体の本数には変化がなく、同じ大きさのものがどんどんと増殖していきます。
減数分裂は、染色体が半分となる細胞分裂なので、分裂したあとの細胞の中に残っている染色体の本数は、分裂する前の半分。
つまり23本なのです。

ここまで、減数分裂についておわかりいただけたでしょうか目
それでは、話を戻しましょう。

卵子はどのように成長していくかですが、
卵子は始め、原始生殖細胞という卵子と精子を作るもととなる細胞から始まります。
原始生殖細胞が成長してできるのが、卵祖細胞です。
この時にはまだ通常の分裂を繰り返し、卵子のもとを増やしています。

コツコツと分裂を繰り返し、数を増やした卵祖細胞ですが、
いったいいくつの細胞を作り出すのでしょうかはてなマーク

正解は、700万個です。
しかも、これは女性が赤ちゃんの頃(胎児期20週頃)に、体の中ですでに作り出しているということには驚きです!!

お腹の中で赤ちゃんへと成長しながら自分の体内でもすでに次の命へのバトンを繋ぐ準備をしているなんてなんと神秘的なんでしょう星空

さて、この700万個の卵祖細胞ですが、残念ながらすべての細胞をストックできるわけではありませんしょぼん
さらには、これ以上卵が増えることもありませんあせる

変性・吸収され、出生時には200万個にまで減少してしまうのです。
せっかくつくった卵を失うのは、すごくもったいないと感じますよね汗

しかしビックリマークこれはより良い卵を選別していると考えられています。
精子が他の精子と競争をしながら卵を奪い合うのと同じように、卵子も生存競争をしているのです。

細胞分裂で700万個まで増えた卵祖細胞のうち、生き残って大きく成長したものを一次卵母細胞といいます。

この一次卵母細胞は胎児期のころにはすでに、第1回目の減数分裂(第一減数分裂)を始めます。

しばらくすると、途中で分裂をストップ注意し、思春期を迎えるまで10年以上、冷凍保存のような状態に入ります叫び

思春期をむかえ、生殖が可能になるころには細胞の数は
さらに4万個にまでに減ってしまいます。

そのうち、一生のうちで成熟し排卵されるのは400個
これは胎児期につくっていた700万個のうち(1%以下)です。

卵子とは選別に選別を繰り返して選ばれた超エリートキラキラなんですね。

思春期以降になると、排卵直前に脳からホルモンが分泌され、その刺激により冷凍保存状態から目覚め、第一減数分裂を再開足あとさせます。

第一減数分裂を再開した一次卵母細胞は、大きな二次卵母細胞小さな第一極体という核をもった細胞を産生します。

二次卵母細胞が形成されると、
すぐに第2回目の減数分裂(第二減数分裂)を始め、やがて再度休止状態に入ります。

第二減数分裂が再開するのはいつなのでしょうかはてなマーク

それは精子が二次卵母細胞に進入した時です。
精子の進入後、第二次減数分裂を再開させ、ようやく完了します。
そのときに初めて“卵子”と呼ばれるようになります。

結果的には右矢印精子が一つの卵祖細胞から4つの精子ができるのに比べ、卵子は1つの卵子と3つの極体(のちに消失するもの)を生み出すということです。

極体の存在と消失についてですが、一説には、作り出した栄養を他の卵に分散させないためではないかと考えられています。

最後に、ここまでお話しした卵子が一次卵母細胞から成熟卵へ分化するのには約120日という時間が必要です。
ホルモンの影響を受けて、急激に分化するのは約90日前といわれています。

よって当院では育卵治療を行う場合、3か月をみていただいておりますビックリマーク
治療を始めてからすぐには卵子が良くなるとは考えづらいのです。

治療を受ける際はそういった面も考慮しながら、
心に余裕を持って良い卵をご一緒につくって行きましょう音譜
他にも体調改善をし、子宮の血流を促し、妊娠率をアップアップさせる治療も行っておりますので、
是非、一度ご相談下さいチューリップピンク

鍼灸師 與ゆい

参考文献
・トートラ人体解剖生理学
・産婦人科の基礎知識
http://www.san-kiso.com/konosaito.html

卵子の形成

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