4月に入りましたが、暖かかったり寒かったりと着るものも困る日々ですね。
最近、患者様から「どういった食事(食材)が良いですか?」と聞かれます。
今回はそんな食事について薬膳的な観点からご紹介しようと思います。
目次
1. 月経期(1~5日目)不要になった内膜を月経として排出する時期
- 血液を失うので、体力が低下しやすい時期です。お腹周りや下半身を冷やさないように気を付けましょう。
- 冷たいものは血行を悪くし、子宮も冷やしてしまいますので注意しましょう。
この時期のオススメ食材
ほうれん草、黒ゴマ、人参、あさり、いか、プルーン、ドライフルーツなど
2. 卵胞期~排卵期(6~15日目)卵子を育てる時期
・体を動かしてリフレッシュするなど、「気」を巡らすことが大切です。
・睡眠をしっかりとり、ホルモンや血の生成を促しましょう。
この時期のオススメ食材
香味野菜や、大豆製品、赤みの肉、魚介類など
3. 黄体期(16~28日目)受精卵を着床しやすくする時期
- 体を冷やさないように気を付けましょう。
- ホルモンバランスにより精神的に不安定になる時期です。
無理せず極端に激しい運動は控えましょう。 - 体を温める食材も合わせて撮りましょう。
この時期のオススメ食材
ショウガ、ニンニク、カボチャ、鶏肉など
以上は、あくまで補うと良い食材です。
普段からバランスの良い食事と、旬を取り入れてお身体づくりをしていきましょう。
鍼灸師 上簗 れい子
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