最近、新橋夢クリニックへ通院されている患者様を治療させていただく機会が増えています。
治療をしながらお話させていただいていると、クリニックの個性を知ることができます。
夢クリニックは基本的に新宿にある加藤レディースクリニックから独立してフランチャイズのような形の連携をとっている開業医師団ですが、説明会などで、低AMHの人へのピルなどの投与は逆にAMH値を更に半減させてしまうと発表しています。
このことについて、調べていたら、ある生殖医療専門医のブログに辿り着きました。
ピルを飲むことによって、なぜAMHが半減してしまうのか、興味のあるかたは読んでください。
https://ameblo.jp/matsubooon/entry-11513961430.html
「連続的使用のピルにより抑制されたFSH等により、胞状卵胞以前の小さな卵胞発育が半分に抑制されてしまう」 こう伝えらえるのは、やはり、新橋夢クリニックの院長が開発に携わった特注採卵針「寺本スペシャル」の存在が大きいと思います。新橋夢クリニックでは、他のクリニックでは採卵されることのない、小さい卵胞も採卵できるからです。
私のいま担当している患者様も、この寺本スペシャルにより、小さい卵胞より採卵された卵子が無事、胚盤胞まで成長し、現在凍結保存中です。
先月参加した不妊鍼灸ネットワークの勉強会で、山王病院リプロダクションセンター猪鼻は「針の直径が細くなると、卵子を傷つけて、変性卵になってしまう可能性もなきにしもあらず」、、、と。
はたして新橋夢クリニックでは20mmまで育った卵胞にも寺本スペシャルを利用して採卵しているのだろうか?それとも、小さい卵胞だけに特化して使っているのだろうか?
それにしても、やはり「薬は最小限」がいいのでは?これが、不妊治療で疲れ果て、体調を崩す患者さんを多く見てきた開業鍼灸師の願いです。
より健康に、そして健やかな妊娠ライフを送るためにも、健康を度外視し、結果だけを求めた不妊治療は慎むべきだと考える、今日この頃です。
院長 徐
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