寒くなってきて暖かいお布団が恋しい時期になってきましたね。
鍼灸師は患者様に睡眠の質を問うことがあります。
それは患者様のお身体の状態を知る上で大切な情報になります。
体の疲労回復にはぐっすり寝ることがまずは大切になってきますよ
私は寝ることが大好きなので、『よく寝たー!スッキリ!』
ではどうしたら熟睡して朝スッキリ起きれるのでしょうか。
まずは体の中でのメカニズムについて書かせていただきます。
熟睡には体温のリズムと太陽などの光が連動しています。
①1日の体温の変化
体温は朝、目覚める少し前から体温は上昇しはじめ、
この体温上昇が比較的ゆるやかなのに対し、
その際手足などから熱を外に出して、睡眠に入る準備を整えます。
眠い時に手が暖かくなるのは身体の意深部の熱を逃がして深い眠り
②光の身体に対する作用
毎日の体内時計を調節してリセットしてくれるのは光です。
電気やPC、携帯電話の光もありますが、
朝日を身体に浴びる事で体内時計がリセットされて睡眠に影響があ
メラトニンが増えるに従って眠くなる流れが体内で出来ています。
上の2点を踏まえて良い眠りにするポイントです。
・就寝2~3時間前の入浴
体には、
それを利用して、
ただし湯加減に注意が必要です。
熱過ぎると交感神経が優位になって、
眠りやすい状態をつくるには、
季節毎の室温や湯温で多少の変化はありますが、
もし、熱いお湯が好き、という方は、
・朝日を浴びよう
毎日同じ時間に朝日を浴びて体内時間のリズムを整える事が毎日の
一般的に朝日を浴びてから14~
身体にとってベストな時間帯は朝6時~
ぴったりその時間とはいかなくとも朝起きて一番にすることはカー
・目を温めよう
目に働きかける神経の一つ、動眼神経はお顔で唯一、
働きとしては目を開けたり、
目を温めることで副交感神経を刺激するとリラックス出来て体も暖
お風呂で暖まった後にでも、
身体の細胞の修復をするのは寝ている間です。
みなさま次の日に疲れを残さない様にゆっくり良い睡眠をとれますように。
鍼灸師 小澤 麻葵子
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