【柿と栄養について】柿が赤くなれば医者が青くなる

柿が赤くなれば医者が青くなる

10月も後半に入りました。金木犀のよい香りに秋を感じる今日この頃です。
さて秋の果物といえば柿ですよね。

先日、患者さまと風邪について話題になりました。
その患者さまは昨年大量に柿を頂き、しばらく柿を食べる日々が続いていたそうです。
すると柿を食していた間は風邪を引かなかったのに、柿を食べなくなってからご夫婦揃って大風邪をひいてしまったとのこと。

そういえば『柿が赤くなれば医者が青くなる』ということわざがあったことを思い出しました。
そこで早速柿について調べてみました。
するとなるほどなるほど!! 柿には嬉しい栄養素がたっぷり入っていることがわかりました。

目次

【その1】 ビタミンCでお肌つやつや効果

柿は甘い果物なのでビタミンC?と思いますが、実はみかんの2倍以上のビタミンCが含まれているそうです。
ビタミンCは免疫力を高めてくれるので風邪を引きにくく、ストレスを緩和してくれる働きがあります。
またお肌のハリや潤い、美白効果もあります。

【その2】ポリフェノールでアンチエイジング

近年、ワインなどで有名なポリフェノール。柿にはぶどうの5倍も含まれいます。
ポリフェノールは、抗酸化作用があり、活性酸素を除去してくれアンチエイジングに役立ちます。

【その3】カリウムでむくみ防止効果

柿にはカリウムも含まれているので水分代謝をよくしてくれるので利尿作用があります。
むくみに悩む人にもおすすめです。

【その4】βカロテンで血液サラサラ効果

抗酸化作用のあるβカロテンは血液をサラサラにしてくれるので動脈硬化予防におすすめです。

【その5】タンニンで二日酔い知らず?

二日酔いはアルコールが分解された時に生じるアセトアルデヒトという物質が原因です。
タンニンとアセトアルデヒトが結合して体外に排出されるので、飲む前や二日酔いの時に柿を食べるてみてはいかがでしょうか。

調べてびっくり。柿にはこんなにうれしい栄養素がたっぷりだったのですね。
秋、冬といえばミカンにりんご派だったのですが、早速スーパーで柿をゲットしました。
そしたら近所の方から柿のおすそ分けをいただくという幸運も。
しばらく柿生活で免疫力UPを狙いたいと思います。
皆さんもサプリメントもいいですが、ぜひ季節のおいしい果物を取り入れてみてくださいね。

最後に注意点を…
柿に含まれる渋みの成分タンニンですが、鉄分と結びつき貧血を起こしやすくするので、貧血の人は多食しないようにしましょう。それと、生柿は消化の良い食べ物ではないので、特に胃腸の弱い方はやはり多食しないほうがよいです。また、生柿は体を冷やす作用があります。冷えが気になる方、産後、病後の方は食べ過ぎに注意してください。

柿と栄養について

鍼灸師 桑野

柿が赤くなれば医者が青くなる

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