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二人目不妊について

「二人目ができない」という悩みは、一人目不妊に比べて周囲に理解してもらいにくい面があるようです。ただ、子どもが一人いるという事は、基本的な妊娠力はととのっている証拠でもあります。今日は二人目不妊の原因を簡単にご紹介します。

その1:ホルモンバランスの乱れ

授乳中もしくは授乳をやめて間もなくで、乳汁分泌ホルモン(プロラクチン)の値が高いと、卵巣機能が抑えられてしまい、排卵そのものがなかったり、不規則になりがちです。規則的な月経が再開してしばらく様子を見てから、なお妊娠しなければホルモンバランスを整える必要があります。現在の状態を知るためにも、クリニックでホルモンの検査をされる事をお勧めします。

その2:卵管の詰まり

出産後の子宮は胎盤がはがれ、血管がむき出しになっています。きゅっと子宮が収縮することで出血が止まるわけですが、この収縮が悪いとダラダラと出血が続く場合もあります。子宮に悪露(出産後膣からでる月経様の出血)がたまるなどして感染を起こすと、炎症が卵管まで広がり、精子や受精卵の通り道である卵管がせまくなったり、詰まる事があります。月経再開後から暫くたつのになかなか二人目が出来ない時は、子宮卵管造影を受ける事をお勧めします。

その3:セックスレス

日本では30代既婚の4組に1組みがセックスレスの状態です。会社人間になりやすい日本の男性は30代後半にもなるとキャリアが上がってストレスも多いと思われます。一方、女性も産後に仕事を続ける人が増えていますので、多忙で夫婦生活どころではない人も少なくないでしょう。また、最初の子供に手がかかり、自分の体調を整え、二人目を受け入れる余裕が身体にない。最初の出産による家庭環境の変化に精神的・肉体的に順応できていないことがあげられます。夫婦生活の為にお二人の生活を見直す必要があります。また、男性の場合、一人目の時に立ち会い出産を経験しラマーズインポテンツになってしまう事もあります。この場合、カウンセリングや鍼灸が効果的です。

そのほかにも、稀ですが一人目は自然妊娠だったのに、二人目の不妊検査をしたら夫が重症の乏精子症になっていて体外受精でなければ難しい状況になっていたり、第一子を出産してから間があいていて、その間に子宮筋腫や多膿胞性卵巣が悪化していたり、という事もありますので、夫婦ともに不妊治療の検査は一通り受けておく事をお勧めします。

二人目不妊の場合、原因が見つかる事が多く、治療方針が立てやすいという特徴もあります。

「あれ?」と、思ったら早めに行動に移すと良いでしょう。

鍼灸師 松下 由樹

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