2020年11月号/雑誌 特集:着床を考える
産科婦人科領域の専門雑誌で着床についての特集があり、当院の院長が 11.「鍼と着床」の項目で執筆しました。着床に欠かせない免疫、血流改善について、基礎研究や生殖医学会で発表された論文を引用し、専門家が鍼灸の効果について、納得できるよう詳しく説明しています。また、近年になり、次世代シークエンサーを使った分子レベルでの鍼灸治療による子宮内膜組織の変化が観察できるようになり、その論文を紹介しています。
特集 着床を考える
- 着床の生理
- 着床研究の最前線
- 子宮筋腫・子宮内膜症・子宮腺筋症と着床障害
- 子宮鏡による着床障害のスクリーニングと治療
- 慢性子宮内膜炎と着床障害
- EMMA(子宮内マイクロバイオーム検査)/ALICE(感染性慢性子宮内膜炎検査)と着床障害
- 薄い子宮内膜に対する対応
- 脂肪組織由来幹細胞を活用した再生医療による着床改善
- 多血小板血漿(PRP)による着床改善
- 着床改善をめざす漢方の使い方
- 鍼による着床改善
- 低反応レベルレーザー治療(LLLT)による着床改善
- アシスティッドハッチングによる着床改善
- SEET法(子宮内膜刺激胚移植法)と二段階胚移植法による着床改善
- タイムラプス撮影法と酸素消費量測定による胚の評価