顧問相談役/渋谷橋レディースクリニック院長/日本不妊予防協会 理事長/東邦大学医学部名誉教授
顧問医師 久保 春海
(Harumi Kubo/くぼ はるみ)
患者様へメッセージ
健全で健康な生殖機能の保持と増進に少しでも寄与できることを願い活動を続ける。
東邦大学医学部等にて、不妊医療の臨床応用と体外受精の研究開発を40 年間続ける。日本で初めて体外受精に成功して日本不妊学会誌(1971)に報告。2006 年にNPO 法人日本不妊予防協会を発足。女性の一生を通して、生殖医学、女性健康医学に基づく、不妊の治療法と予防法の開発、啓蒙や学会等による活動を行う。男女の健全で健康な生殖機能の保持と増進に少しでも寄与できることを願い活動を続ける。2020年10月より当院顧問相談役に就任。
自己紹介
これまで50年間にわたって不妊医療の臨床応用と体外受精の研究開発を続けて参りましたが、昨今の晩婚晩産に伴い、不妊治療を行う方が年々増えています。加齢に伴う生殖機能低下が大きな原因ですが、西洋医学の大きな進歩により、不妊治療による治療方法も増え、出産数も増加してきています。
不妊治療における近年の新しい傾向としては、長年蓄積した疲労や不健康な生活習慣(喫煙・過度なダイエット、肥満、睡眠不足)を補うために、東洋医学(鍼灸や漢方)やサプリメントへの理解が広がりつつあり、西洋医学にとどまらず、不妊医療の現場でも体質改善や不妊予防のために併用する場面が多くなってきました。
アキュラ鍼灸院では、不妊治療を行う医療機関と連携し、常に最新の不妊治療の論文や現場を研究し、少しでも妊娠する確率を上げるために何ができるのか、電子カルテを導入し、治療データの蓄積、解析に努めています。
不妊治療における東洋医学とサプリメントの融合は今後もより深まってくるでしょう。不妊に悩む皆様の想いが実現できるよう、少しでも助けになれればと願っております。
■著書・監修書
不妊ストレスにさようなら:幸せな妊娠力を高めるマインド・ボディ・テクニック
不妊ケアABC
予防知識で子宮ビューティー
もっと知りたい不妊治療―最新の不妊治療をわかりやすく
安全・確実!安心の ピルの本
■医師・医療従事者向け著書
不妊カウンセリングマニュアル
不妊相談の手引き―保健医療従事者必携
図説 ARTマニュアル
コメディカルARTマニュアル
着床 ― 妊娠率向上をめざして (Modern Reproductive Medicine)
生殖ジェネティックス―ART向上のための遺伝子学 (Modern Reproductive Medicine)
ARTラボラトリー―不妊治療の新しい展開のために
卵子と精子―不妊の病態をさぐる (Modern Reproductive Medicine)
ICSI(イクシー)「卵細胞質内精子注入法」の手技と臨床