コロナ対策にもビタミンD?

妊活応援ブログ | 不妊鍼灸治療のアキュラ鍼灸院

「コロナワクチン、いつ受けたら良いですか?」
「採卵(移植)を控え、接種を受けても大丈夫でしょうか?」

最近、妊娠治療の患者様からよくこういった質問をいただきます。
そっけないようですが、
お答えは:「担当ドクターとご相談の上、ご自身でお決めください。」

というのも、新種のウイルスのためまだまだ決定的なことを言えるほどの臨床データがそろっていないからです。
信憑性の高い(と思われる)情報を精査して、自身で判断、適切と思われる行動をとるしかありません。(日本産婦人科学会のコロナ関連情報を下記に掲載してあります)

では3密を避ける、手指消毒、マスクの着用といったお決まりの対策以外、何か有効な手立てはあるでしょうか?それはビタミンDの摂取かもしれません。

ビタミンDには免疫調整作用といって、抗炎症性サイトカイン濃度を増やす、炎症性サイトカイン濃度を下げる、ウイルスの複製率を低下させる物質の誘導などの作用があります。
シンプルに表現すると、過剰な炎症反応=サイトカインストームを抑え重症化を抑止するという感じでしょうか。

アイルランドでは、コロナ感染者中、血中ビタミンDの低さと重症度の相関性が見られたという研究結果が出ています。
またスペインからはビタミンDをコロナ患者に投与することで、重篤化を防ぐことができたという報告も寄せられています。
真相の究明にはまだまだたくさんの症例研究が必要ですが、ビタミンDの免疫調整作用に期待が持てると言ってよいでしょう。

ビタミンDが妊活にとても大切であることをご存じの方も多いはず。
コロナ対策にも有効かもしれないとは驚きですね。
現代人にはビタミンDを始め、各種ビタミン・ミネラル不足の方が多く見られます。
適度な日光浴、バランスの取れた食事、添加物を避ける、不足分をサプリメントで補うなどして上手にコロナ対策を講じましょう。

アキュラ漢方 鈴木 麻希子

こちらも併せてご覧ください:
新型コロナウイルス(メッセンジャーRNA)ワクチンについて(PDF)
COVID-19 ワクチン接種を考慮する妊婦さんならびに妊娠を希望する⽅へ(PDF)
新型コロナが重症化してしまう人に不足していたビタミン
Vitamin D&COVID-19

よろしければ過去の記事も参考にしてください。
注目すべきはビタミンD

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