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【注目すべきはビタミンD】その3 – ビタミンDとPCO

こんにちは、鍼灸師&管理栄養士の水村です。

さて、また少し時間を置きましたが、ビタミンDに関するご質問の終盤です。後半部分に進みましょう。

質問・・・・・妊娠にビタミンDが重要と聞いたのですが、本当ですか?

PCOがあるので摂った方が良いといわれましたが、説明は特にありませんでした。

ですからその関係性が分かりません。教えてください。

というご質問でしたね。

回答・・・・・
先に結果からの申しますと、

第一位PCOSにかかっている女性では、ビタミンD濃度が低い。

第二位PCOSにより排卵障害を起こしている女性に、ビタミンDを補充することで排卵率が改善する。

ということが研究報告により確認されています。
(ご質問下さった方は、このことから医師に言われたのかもしれませんね!)

ただし何故PCOSが起きてしまうのか、という詳細は、いまだ解明されていないのが現状です。
(PCOSにおいては、「病気」と言うよりは「病態」として捉える方が自然かもしれません)

PCOSでは、組織学的にみると、LHの異常により卵巣白膜(卵巣表面を覆う膜)の肥厚がみられ、これにより卵巣表面が硬化。

排卵時に膜を破ることができなくなった卵胞(つまり排卵不全)は卵巣内に溜まり始め、卵胞が多数存在することとなり、これも原因となって卵巣の機能が低下します。

この時、FSHは正常値、LHは高値を示すという特徴がみられます。

病態としては、無月経、肥満、インスリン抵抗性、男性化などが挙げられます。

また、AMHは発育過程にある卵胞から分泌されるのですから、排卵が阻害されることで値が上がり、

4.0~5.0ng/ml以上ある場合は、PCOSが疑われることになります。

そこで、登場するのが、「ビタミンD」なのです。
そのホルモン代謝をコントロールする物質を支える作用があるのです。

(詳しくはその②をもう一度読んでみてくださいネ。下記リンクへ。

ビタミンDの威力を再確認。

妊活ミネラルに「ビタミンD」は必須のようです。
さてさて、今日のお食事にビタミンD豊富な食材は入っていますか。

今までの記事はこちら。

注目すべきはビタミンD!! その①まずはビタミンDを知ろう!
https://www.acuraclinic.com/supplement/2015/10/28/vitamin-d

注目すべきはビタミンD!! その②ビタミンDとAMHの関係、妊娠率
https://www.acuraclinic.com/supplement/2015/11/06/vitamin-d

 

参考文献)
Fertil Steril 2010
The Journal of Clinical Endocrinology & Metabolism
Assessment of dietary vitamin D requirements during pregnancy and lactation
Vitamin D and fertility—–

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