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Q & A 19 「看護師です。不妊鍼灸に興味がある患者さんにどのような鍼灸院をお勧め・・・」

 

最近不妊治療を行う医師や医師を支えるコメディカル(看護師、薬剤師、培養士など)から鍼灸院について聞かれます。頻繁にみなさんからいただく質問はこれ!

 

「不妊鍼灸を受けたい場合、どうやって選んだら良いですか?」
 

皆さん、鍼灸院へ行った事するらないため、なんと答えて良いか、わからないのではないでしょうか。

 

私はいくつかの注意点についてお伝えしています。

1)妊娠率や成功率を誇大しているところ
妊娠率90%、いや80%もあり得ない数字ではないかと考えています。当院の実績や私の尊敬する不妊鍼灸師の成功率は約65%~67%です。

2)治療費にバリエーションがあるところや、通常治療(腰痛などの治療費)が安く、不妊鍼灸になると様々なオプションを追加することを勧められたり、いきなり高くなるところは気をつけましょう。つい先日も、とある鍼灸院から転院されてきた患者様がいらっしゃいました。その鍼灸院では一般の方の治療が4,200円。不妊治療になると補助治療、標準治療、徹底ケアの3種類があり、徹底ケアは1回15,000円ほど。常にベストな治療を提供するべきであると私は考えています。患者様は良くなりたい一心で来院されます。よりお金を払うとより効果的な治療が受けられる料金システムに私は賛同できません。

3)不妊鍼灸以外は対応できない鍼灸院
例えば腰痛があるのに、「ここは不妊専門」だから治療できない、と腰痛の治療を断られた患者さんがいます。鍼灸は本来全人医療ですからそのようなことがあってはならないと考えています。

4)男性1人の鍼灸院
男性1人の鍼灸院を患者さんに紹介する場合は注意が必要です。男性1人院を紹介される場合はその旨を事前に患者様へお伝えすると良いでしょう。男性1人しかいない鍼灸院に行くことに不安に思っている患者様も中にはいらっしゃいますので。当院でも初診予約の際に、「女性の鍼灸師での予約をお願いします」と言われる方が意外と多いです。このように思っている患者さんにそのことを告げずに紹介するとクレームの原因になってしまう可能性があります。

5)治療時間が5分、10分と極端に短いところ。

6)生殖医療をあまり知らない所。やはり、不妊治療を受けている患者さんがどのような治療、どのような薬、それぞれの主作用、副作用を熟知していてほしいと思います。

7)病院での検査の結果などを一切考慮にいれないで治療を進めるところ。
先日、40代の患者さんで自然妊娠を希望しているかたが転院されてきました。その方はある鍼灸院へ1年間、なんの検査も勧められるずに通っていたそうです。卵管の検査をお願いしたところ、両方とも閉塞していました。40代の不妊治療は時間との闘いでもあります。妊孕性と年齢は密接な関係にあるためこのようなことは決してあってはなりません。

8)通院頻度は毎日ということろ。私の経験上、最大でも週に2回で十分効果を発揮できるのではと考えています。むやみに毎日通院することはないのではと考えています。

9)アロエ、ノニジュースなどネットワーク販売の健康食品をやたら進められるところ。
ビタミン・ミネラル類は科学研究からも有効であるとされています。しかし、むやみに根拠のないサプリメントの摂取について私は懐疑的です。

10)親身になって、色々とお話を聞いてくれないところ。
患者さん一人ひとり、不妊には色々な背景や悩みがあります。それらに真摯に対応していただけることは極めて重要であると考えます。不妊治療は肉体的、精神的、社会的、そして金銭的なストレスのかかる治療です。そのようなストレスを少しでも緩和できる体制があることが望ましいです。

以上の事を、参考にしていただくようお伝えしています。

ウェブサイトなどからはどこが良いのか悪いのか、なかなか分かりにくいのではと思います。そのようなときは不妊鍼灸ネットワーク認定院を参考にしていただくことと、近隣に認定院がない場合は、近隣の認定院に信頼できる鍼灸院を紹介していただくようお願いしています。

 

アキュラ鍼灸院

院長 徐 大兼

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