質問:
「わたしは今月の生理から3週間ピルを飲んで生理をつけたあとホルモンを補充し4月の下旬に戻す予定です。いわゆるHR周期で凍結胚移植です。
そして今日、初めて子宮内膜の血流をあげるため鍼、お灸、マッサージをしてきました。この3つを毎日することで内膜を厚くしていくことを勧められました。自分のホルモンをコントロールしていく中、毎日、鍼、お灸、マッサージを受け子宮内膜を厚くしても、意味があるのか、厚くしても生理ではがれてしまったら、やってももったいないような。。貼り薬を開始したときに東洋医学を取り入れたほうがいいのか・・・疑問なんです。
そんな私になにかアドバイス、助言、ありましたらぜひお願いいたします。 」
答え:
まず、鍼灸治療には適切な通院頻度があります。毎日というのは、頻度はあまりにも多すぎます。毎日治療したからといって、治療効果が上がるとは限りません。
移植前の周期に内膜を厚くする、、、という表現は間違っています。ピルを飲んで周期を調整するわけですから、その時点で内膜の厚さはクリニック・病院では計測していませんので、重要ではないと思われます。
重要なのは移植をする周期でしっかりと内膜が厚くなるということです。
凍結胚移植をするメリットは人それぞれの状態によって異なります。生理周期が乱れていて、排卵日の予測が難しい方。誘発により多数卵が育ち、P4上昇による着床の窓の同期が難しい方。
ですから胚移植をするメリットに合わせて鍼灸治療を的確に行う必要があると思います。着床・妊娠には内膜の厚さ以外に免疫寛容(immune tolerance)という、カラダにとっては異物である受精卵を受け入れる仕組みがきちんと機能することも大切です。
鍼灸をいつごろから取り入れるかはその人の妊娠しにくい原因によって、様々かと思いますが、移植前の周期から移植のための準備をしていただくことは有効であると考えております。
参考になったのであれば幸いです。
アキュラ鍼灸院
院長 徐 大兼
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