【Q&A】卵胞が刺激中に育たなくなってしまう原因について

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卵胞が刺激中に育たなくなってしまう原因について

卵胞が刺激中に育たなくなってしまう原因について

生理3日目から毎日ゴーナルエフ300単位で5日間自己注射。卵胞の育ちが悪いといわれ、HMGの注射を2回追加されましたが卵胞が全く育ちません。E2はD3が42.5、D7が58、D10が42 です。前回は別のクリニックでクロミッドのみで治療を受けたときは2つ採卵でき、受精。しかし胚盤胞まで育たず移植できず。鍼灸でなんとかすることはできないのでしょうか?卵胞が育たない原因はなんでしょうか?

E2の推移を見ると、D3の42.5から多少上がったものの、D10で数値が下がってしまっています。これにはいくつかの原因が考えられますが、たぶん刺激量が強すぎた可能性があります。D3のFSHの数値測定をするクリニックは多いのですが、刺激中のFSHを測定するところは多くありません。刺激中のFSHの値が高くなりすぎると(FSH>30)卵巣が反応しなくなります。特にAMHの値が低い方ではこの傾向が顕著に表れます。

もう一つの可能性はそもそもこの周期では卵巣が休息状態である可能性です。数値をみていないので分かりませんがD3のLHの数値が低すぎる(LH<1.0)と卵巣がお休みしているので、刺激しても何も起こらない可能性があります。

卵巣反応性の判断には、AMH、FSH、AFC(胞状卵胞数)、年齢が用いられます。実際に刺激してみなければわからない部分も多いです。転院先のドクターは前のクリニックでの低刺激治療で結果がでていないため、刺激を強めて様子を見てみた結果、刺激が強すぎて全く育たなくなってしまったのではないかと推測されます。

いずれにしましての、卵胞の発育は周期によって異なることがあります。それを見極めて、適度な刺激と的確なトリガーで成熟した卵がとれるようにすることが大切だと考えています。

このような場合、鍼灸では採卵しようとする最低でも3周期前にお越しになり、採卵に向けての体調管理をしていただけると良い状態で採卵を迎えることができるのではないかと考えています。卵巣の血流を良くすること、骨盤内腔臓器の血流を改善すること、そして脳の血流を改善することが鍼灸の主なこの時期での利用方法です。具体的な鍼灸刺激方法については個別にお問い合わせいただければと思います。

よろしければ過去に書いた下記記事も参考にしていただければ幸いです。

以下の記事も参考にしていただければと思います。

アキュラ鍼灸院 院長 徐 大兼

 

執筆者紹介

アキュラ鍼灸院院長 徐 大兼(じょう たいけん)
院長 徐 大兼

プロフィール

アキュラ鍼灸院院長 徐 大兼(じょう たいけん)

妊活は、時間との闘いでもあります。その大切な時間を一秒たりとも無駄にしたくないと私たちは考えています。妊娠する能力を高め、より早く結果を出すことをお手伝いすることが私たちのミッションです。

不妊鍼灸でお腹の凝りをほぐし、子宮・卵巣本来の力を引き出します。また、身体の不調と自律神経を整え、卵巣への血流を促進し、卵巣機能改善サポートを行います。

不妊治療中の不安をお聞きしながら、「妊娠しやすい身体」になるため、全力でサポートします。

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