良い胚盤胞ができるためには次の3つが大切です。
①良い卵子を採卵する
②良い精子を採精する
③培養状態を良くする
以下説明させていただきます。
①良い卵子を採卵するためには
刺激法の工夫は極めて重要になってくると思われます。何度も同じ方法で刺激してもうまくいかない場合はセカンドオピニオンをお勧めします。クリニックによって採卵方法は様々ですが、注射の種類の選択、トリガー・採卵のタイミングの最適化、採卵時の卵子の取り扱い。これら次第で結果が大きく変わります。
刺激法など、色々と工夫しているにも関わらず、結果が出ない場合は、生活習慣の改善とともに、鍼灸治療の併用をお勧めします。変性卵が多い、各種ホルモン値の異常(FSH,LH,E2,P4,TSH,ft3,ft4,PRL)、胚盤胞まで進まない、着床しないなど、何なりとご相談ください。鍼灸で卵質改善を目指す場合、3周期ほどかかりますので、少し余裕をもって通院してください。
②良い精子を射出するためには
男性は生活習慣、運動、ストレス、睡眠、アルコール、タバコが精子の質に関係してきます。
精子の質が思わしくない場合は生活習慣の改善とともに、鍼灸治療を併用することをお勧めします。精子は約70日かけて成長します。鍼灸で結果を出すためには10週ほどお時間をいただいております。
③培養状態を良くする
これについては培養庫の管理、培養士の技術、培養液の選択、培養環境の整備など、実に様々です。ウェブサイトからはクリニックの培養状態がどうなっているのかは非常に分かりにくいかと思います。しっかりとした培養技術・知識・経験をもったスタッフを培養室に置くことも非常に大切です。熟練した培養士と培養設備の整ったクリニックへ通院することをお勧めいたします。
ご心配な方へは当院がお勧めするクリニックをご紹介させていただきます。
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