お子様を授かりたいと治療を頑張っていらっしゃる方にとっては移植後や高温期の過ごし方で疑問が出てくる事がしばしばあると思います。対処法をご紹介致します。
以下マタニティジネコ2013より抜粋
*Q,突然虫歯が痛みだした!治療しても大丈夫?
A,歯の治療の場合、レントゲンは頭部なので胎児に影響はありません。
あらかじめ、妊娠中またはその可能性がある旨を先生に説明しておけば部分的に放射線を遮へいしてくれる院もあります。
処方される鎮痛剤や抗生物質については妊娠中避けたほうが良い種類があります。
*Q,妊娠前には喫煙もしていました。
お酒もよく飲んでいたのですが、子供への影響が心配です。
A,妊娠前の喫煙の影響についてははっきり分かっていませんが妊娠中の喫煙は流産・早産の危険性を高めます。
前置胎盤、常位胎盤早期剥離などのリスクも高くなります。
タバコの副流煙はさらに毒性が強く、服などについたタバコの残留有害物質も悪影響を及ぼしますので、妊娠をきっかけにご夫婦で禁煙し、出産後も継続するべきでしょう。
お酒に含まれるアルコールはすぐ代謝されるため、連日の過剰摂取でなければ心配しなくて良いでしょう。
ですが、アルコールは胎盤通過性がよく、赤ちゃんの体内に入ることになりますので妊娠中の飲酒も控えるにこしたことはありません。
当院では移植後、妊娠中の鍼灸治療も行い健康的なお身体作りのお手伝いをさせていただいております。
特に体外受精で判定前や妊娠初期の方は生活の中で心配事が増えてきます。
クリニックで聞けなかった事などご相談ください。
鍼灸師 小澤 麻葵子
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