今回は、別の方法で炭酸水を取り込むことについて書かせていただきます。
それは、「入浴!!」です。
昔から、炭酸泉浴(たんさんせんよく)は、冷え性や肩こりの改善、美肌に効果的といわれてきました。
炭酸水を使った炭酸ガスが溶け込んでいるお湯につかるだけで、皮膚から炭酸ガスを吸収し代謝をあげることができます。
そのためには炭酸ガスの濃度が高いお湯に浸かるのが一番いいんですが、自宅のお風呂に炭酸が入った入浴剤(バブなど)を入れるだけでもその効果を得ることができます。
入浴剤を浴槽に入れてシュワシュワと出てくる炭酸ガスの降下では体温を通常のお湯の2倍も上昇させる保温効果もあるため、体の代謝がアップするのです。
炭酸ガス自体はとても小さな分子で、容易に皮膚を通して体内に入ってきます。
これによって体内はマラソンを走ったくらいの酸素不足状態になります。
酸素不足になることにより、体内は、酸素をほしがり血管に血流が増加するという現象がおき、代謝力をアップし、結果としてダイエットにも効果があるというわけです。
また、炭酸水は素肌に良いとされている弱酸性で抗菌作用ももっているため、肌を痛めず細菌を抑制してくます。
炭酸水は酸素の25倍もの透過性を持ち、肌に浸透し、毛穴の汚れをすっきりと取り除いてくれ美肌効果も期待できるといわれています。
炭酸風呂に入るときの注意点。
・お湯の温度は38度くらいのぬるめのお湯に20分~30分程ゆったりと入る。
(あまり熱いお湯ですと、すぐに炭酸水が抜けてしまうからです。)
・入浴剤は自分が入る直前に入れる。(時間が経過すれば炭酸ガスがぬけてしまうからです。)
お風呂上がりに炭酸水を一杯!代謝効果がさらにあがるの間違いなしです。
飲んでもよし、お風呂に入れてもよしの炭酸水の効果、是非、体験してみてはいかがでしょうか。
鍼灸師 庄子
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