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言葉遊びと心

日本語は特に言葉遊びが面白い言語の1つかと思いますニコニコ
中国から伝わった漢字、可愛らしさを備えたひらがな、時にアクセントとして使えるカタカナ。それぞれが日本の文化の影響を受け、先人たちが心をこめながら様々な意味を添えて創り上げられてきましたアップアップ

まず、「脳」「悩」。関係なさそうなこの2つの漢字ですが、右側の部分が同じことにお気づきでしたでしょうか?次に、それぞれの部首はなんというかわかりますかはてなマーク
「脳」の部首は「にくづき」。つまり、身体を表します。
「悩」の部首は「りっしんべん」を表しています。

そうです。なにか考え事があった時、ただそれが身体にあるだけであれば脳で考えれば済むのですが、それに心が入り、気持ちにまで波及してしまうと人は「悩んで」しまうのですガーン

では、その心はどこにあるのか?胸ですか?頭ですか?
人によって考えは違いますが、言語的に考えれば心は「腹」にあると考えられるようです。

・腑に落ちる → 理解できたこと。腑とは中空の臓器、つまり消化器のことです。
・腹が据わる → 物事に同様しない様子。座る、は間違いですよ。
・腹が立つ  → ご存じのとおり、怒った様子。
他にも、腹黒い人、腹をわって話す、などなど。

頭で考えていたことが、お腹にまで下ってきて、心と交わることで悩みとなる叫び多くの場合、精神疾患は消化器症状が併発することが多いのもこの位置と合致するのかもしれませんDASH!

また、東洋医学では、健康的な身体である為には「頭寒足熱」が良い状態と唱えています。
頭は冷えている方が良いのですあせる

「頭がカッカする」というのは、怒りに任せて正常な働きを失っている状態です。では逆に、頭が良い人は?

「あの人は実に頭がよく切れる人だ」と言います。切れるとは、寒の属性を持っています。「身を切るような寒さ」とは言いますが、「身を切るような熱さ」とは言いませんね。よく冷えて落ち着いていて、頭が良い人のことを「(本来機能を発揮しやすい冷えている状態が保てていて)切れる人だ」とするのです。

心が温かいのは、お腹が温かいことえっ寒い冬の日も、お腹を温めてるとほっこり落ち着く人も多いのではないでしょうか音譜

夫婦の間に生まれる子供は、「2人の愛の結晶」と言われます。お母さんのお腹の中で育つ間、2人の愛から生まれた子供は、栄養と愛情を「へその緒」からもらって育ちます。そんな大切なお臍も、「神闕」というツボの1つです。「闕」とは宮門、宮殿の門のことです。「神様の門」がお臍にあるのです目ここを温めることは、それだけでご利益がありそうですね。
ツボの名前の「神」も、もしかしたら生命と愛情をくれた両親のことを指すのかもしれませんねラブラブ!

余談として、呼吸と生死も日本語では一致しています。
赤ちゃんは声をあげて(泣いて)生まれてきます → 息を吐いています(呼気)
人が亡くなる時、息を「ひきとる」と言います  → 息を吸って人生を終えます(吸気)

呼吸とは生きること。命とは温かいこと。頭は冷静に、心は熱く。そして普段話す日本語という言葉も味わいながら、また今日も楽しくお過ごしくださいませアップ

鍼灸師  西村 亮二—–

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